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FujigenのTelecaster Thinline その後② [音楽]

FujigenのTelecaster Thinline その後②



まずはノブから。結局Mary Kaye作戦はやめて、すべてシルバーでいくことにした。理由は、ジャックを付けるプレートのゴールドのものが手に入りにくいからだ。それから、スクリュウをすべてゴールドに代えると、ネジ山の問題が気になるので、それも考慮に入れて、総合的に判断した。しかし以前は納得のいくパーツを使ってトップラッカー仕上げの楽器が13万円だったのに、いまはパーツの耐久性があまり高くないものが使われているポリ仕上げの楽器が14万円、、、仕方がないけれど残念だ。自分でGrade Upして使える楽器に仕立て直すことにしたい。



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これなんだけれど、なんかノブの先っちょが丸くなっていてかっこよくない。実用性に問題はないし、ノブの丈が低い方が問題が起こりにくいのはよくわかる。サイドのギザギザもいい感じだし、おそらくGotohに作らせたパーツと思うのだが、何の文句もない。しかしもうすこし普通のFender寄りにもっていくことにした。ノブを外すと、こんなふうだ。



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このPotのシャフトはミリ規格になっており、スリーブが入っているので、何も考えずにノブのネジを締め付けるとシャフトを痛めてしまう可能性が高い。やってみればわかる。なので、よく見てほしいのだが、緑色のプラをスリーブにはさんで全体としてソリッドな構造にしてある。どこかに書いたことなのだが、日本人ならではの丁寧で細かい発想だ。おそらく間違いなくこれは日本発のアイディアだろう。こういったマニアックな製品が普通に売られているのだ。とにかく、だ。ソリッドになったシャフト、そいつに、ちょっとメッキが厚いのが気に入らないが、まあまあ許せる形をした、ヴィンテージコピーと思われる比較的廉価な鉄製のノブをかぶせてみた。形は伝統的な50年代のものがモチーフになっているが、ノブのサイドのギザギザの粗さの再現性はいまいち。メッキのせいでつるつると滑るのだがまあ使えないことはない。とういことで、まずはノブからModifyを開始した。結果はこんな感じだ。



F-Tl-Custom3.jpg












Teleはパーツの数が少ないので、ほんの少しの変更でも全体の雰囲気がぐっと変わると感じているのは私だけだろうか?この地味なモディファイをしばらく続けようか。改良に必要なパーツは実は次々と入荷?しているのだ。しかしオレけっこう忙しいのにこんなことやっていていいんだろうか、、、。


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FujigenのTelecaster Thinline その後① [音楽]

FujigenのTelecaster Thinline その後①



練習用にギターとして購入したこの楽器なのだが、いくつか不満な点が出てきたので、少しだけ手を入れることにした。ペグ、フロントPU、Nob、ストリングハンガーなどは、なんと手持ちのパーツでまかなえるので(我ながらまともな人間ではない)、すべてGoldでそろえたいと考えている。つまりMaryKayeのTeleVersionを考えているのだ。そうするためにはけっこうお金がかかるわけで、こうやって買った楽器をModifyするのも悪くはないが、やはり自分が欲しい仕様の楽器を実際に市場で販売されているものから選ぶ方が安上がりだ。まあ、自分で組んでしまっても悪くはないのだが、時間とエネルギーが少し足りないようだ。こういったProjectはかなり楽しくはあるのだが、、、。時間と体力と好奇心があればね。


リヤPUは、以前使っており気に入っていたBill LawrenceのTwinBladeがまだ買えるようなので買ってみることにした。Billが亡くなってずいぶん経つが、奥さんのBeckyが娘さんのShallonと協力して今に至るまで頑張ってPUを製造販売しているらしい。年余にわたって会社が存続しているということは、それなりの品質が維持されているということなのだろう。誰かBillと関係の深い技術者が協力しているのか、Backyにそういった能力が備わっているのかどうかわからないが、とにかく買ってみることにした。使ってみればいいものかどうかわかるはずだ。なのでかつて使っていたTwin Bladeのモデルを選んだ。送料込みで83ドルだそうな。さらに、VTのPot、GotohのCompensetedBridge、それからコンデンサ、BladeSwitchなどなど、諸々Goldでそろえると15000円くらい?ほかにも徹底的にやるのであれば、ストラップボタン、アウトプットジャック、ネックを固定するプレートとかも必要なので、あと数千円かかるだろう。しかし外見にはこだわらず、内臓だけ変えるというのであれば、あとほんの数千円で済む話だ。さあ、どうするかな。PUがきたら、チクチクと考えることにしたい。おそらく小規模の改良で済ませることになるだろうけれども。

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