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徒然F30 2019/11-4 F30を日常的に使う [クルマ]

徒然F30 2019/11-4 F30を日常的に使う

F30は200㌔でも巡航できることを前提に作られたクルマなのだと思う。しかし我が国ではそういった高速運転を楽しむことができる場所はサーキットだけだ。なので、日常生活の中でF30が持つ潜在能力を思う存分楽しむことはできない。200㌔出せるクルマで100㌔で走れば安全であることは確実であり、そういった余裕を評価するのであれば、お金を大目に払ってこういったドイツ系のクルマに乗る意味はあるだろう。高速巡航が可能なクルマの乗り味が好きなら、やはりお金を費やすだけの理由になるだろう。私自身はクルマのブランド性についてはあまり興味が無いので、そのあたりのことは省略したい。

日常的にクルマを使うのであれば、クルマの持っている性能ではなく、クルマに乗る際の“楽しみ“に注目するのがよりリーゾナブルなのではないか。国産のクルマたちはまさにそういった速度域、つまり100㌔前後までのスピードで走るために作られているため、その中から自分のためのクルマを選ぶのが賢いと思われる。

実際にクルマを走らせる速度から入って、話はまとまりなく広がってしまうのだが、乗って楽しいクルマってなんだろう。やはり思うがままに、自分の手足のように走ってくれるクルマがいいように思われる。とすると、私の場合はやはりマニュアルシフト、FRが望ましく、エンジンはアクセルに対する反応や力の出方がリニアになりやすいNA、クルマの形は強固に作りやすいセダンがいい。道路の幅に見合った、せめて1800を超えない車幅であることも重要だ。一昔間ならそういったクルマが新車として売られていたのが、今は昔、いくつかの要素に目をつぶって、外車の中から選ぶしかないようだ。国産ならば86、スイスポ、ロドスタなどが近いのだが、やはりいくつかの要件をあきらめることになる。そういったこともあってF30を手に入れたのだが、気になる部分が無いわけではない。

国際的には標準的なのだと思われるが、1800ギリギリの車幅とか、ターボがしっかりついているエンジンとかである。とくに大柄な車体には慣れてはきたものの、日本には珍しくない細い小道に入っていくときは気を遣ってしまう。本来左ハンドルで設計されているこのクルマを右ハンドルで作ったことによるものなのかどうかはわからないが、ABCペダルがやや右寄りに、ハンドルが体の軸よりも左寄りになっていることも気にならないわけではない。長距離を移動すると、なんだか肩が凝ってしまうのだ。これは以前に乗っていたHondaでもToyotaでもあったような気がする。ずいぶん昔に乗っていたOpelではなぜか気にならなかった。そうではあっても、現在購入できる新車の中で最も理想に近いクルマがF30と考えられたため、ちょっと無理をして手に入れたわけだ。まあ、家族のために乗り心地が良く、事故にあっても自分を守ってくれるという条件も大きかったのではあるが。しかるに、この間試乗させてもらったMazda3は、けっこう私の理想に近いクルマであることに気が付いた。ハンドルとペダルの配置は体の軸に対して対象であるし、FFではあるがマニュアルで、車幅もぎりぎり1800。もう少し小さくてもいいのだが、まあ国際的なモデルなので仕方がないだろう。エンジンは非力さを我慢すればNAを選べるし、ミッションは当然ながらマニュアルシフトを選択できる。生来的にFRになるという噂も耳にしたが、何かの間違いでFRセダンに6気筒エンジンが乗るようなことがあれば、かなり私の興味をそそる車になることは間違いない。やっぱりMazdaは頑張っているなあ、、、というか、会社の文化がどこか偏屈なところが私の人柄と共鳴するのだろう。ともあれ、しばらくはF30 とMazda2を愛でながら、楽しく生きていくつもりである。この話、またどこかで書き加えたいと思っている。

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徒然 Mazda2 2019/11-3  MazdaはBMWをお手本にしている? [クルマ]

徒然 Mazda2 2019/11-3  MazdaはBMWをお手本にしている?


MazdaはBMWをお手本にしていると、どこかで読んだことがある。ちょっと違うんじゃないかな、と傍目では思っていたのだが、実際にMazda2を手に入れて毎日のように愛用してみると、確かにいろいろな場所が似ているようだ。シートバックの形状などもよい例で、たとえばMazda2のシートを1.2倍くらいにしてみると、F30のシートとかなり似通ったシルエットになる。Mazda2の国内版のシートは、JM50を基準、つまり165㌢前後の男性を基準に設計されていると思われるが、BMWの場合はおそらくAM50、こちらは175㌢の男性を基準に設計されている。私の場合、JM50ではぎりぎり、AM50では割と余裕がある感じで座ることができている。たしかMazdaの開発者のインタビューでMazda2のシートは190㌢の身長まで対応できると謳われていたのだが、確かにそのように作られているようだ。その他にも意外な細かい部分がBMWに似ており、発見するたびにニヤリとしてしまう。それがいいということでも悪いということでもないのだが、個人的には意外な感じがして新鮮さを感じたということだ。

そうそう、エンジンオイルを指定された0w20から5W30に変えてみたのだが、エンジンの音は明らかに変わり、くぐもったようなやや静かな音質となった。回転のフィーリングもやはり変わったようで、なんだかすこしエンジンの排気量が大きくなったような錯覚に陥ってしまった。しかし確かに回転の上がり方はすこし鈍くなり、そのぶんついついアクセルを大目に開けてしまう。しかし思い切ってエンジンを回すには、やはりこの方が安心だ。最低でも10万㌔乗り倒す予定のMazda2なので、1500㏄の小さなエンジンには長持ちしてもらわないと困るのだ。あと数千㌔はゆっくりと回転の上限を上げていき、その後はこの小さな車にビシビシと鞭を当てていきたい。楽しみだ。

タグ:mazda2
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