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徒然 Mazda2 2020/3-3 雨音 [クルマ]

徒然 Mazda2 2020/3-3 雨音

FD2を買った日は、例によって雨が降っていた。私がクルマを買うと、必ず雨が降ることになっている。空から落ちてくる水滴が、天井をドラムのように叩きまくって大きな音をたてたのには、かなりびっくりして、FD2を買ったことを少し後悔した。しかしスポーツカーゆえに防音には気を遣っておらず、軽量化のためにあえて防音材を抜いてあることは承知の上。走りのためには雨音など気にするべきではないのだ。しかるに我がMazda2はどうだろう。ポツリポツリと降ってくると、テンテンテンテンと鉄板を叩く雨音は確かにうるさく、鉄板の薄さを感じさせてちょっと悲しい気持ちにもなるのだが、天井の“アンコ”をマイナーチェンジで増やしたおかげなのか、トコトコと走っていると、雨音が奥ゆかしい、優しい音に感じられるようになってくる。こんなところにも結構気を遣ってクルマを作っているようで嬉しくなってしまう。Mazdaはトヨタやホンダと違って生産規模が小さいからか、細かい部分の作りこみにコストを度外視して手間暇をかけることがあるようだ。Mazdaのいいところの一つだ。

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徒然 Mazda2 2020/3-2 普遍性 [クルマ]

徒然 Mazda2 2020/3-2 

ジムニーを専門とするショップの方が、ジムニーやロドスタ、ヤマハのSRやホンダのカブなんかは、日本に必要なものだから残していかないと、とどこかで言っておられた。日本の工業製品の中で、“時間を超える普遍性を持ったユニークな製品”とおっしゃりたいのだろう。なるほど、と深く心に浸みた。クルマの場合、Cセグハッチだったらゴルフ、DセグセダンならばBMW3かメルセデスCというように、各々の分野で時を超える普遍性をもつモデルが存在しているように思う。言われてみて気が付いたのだが、私はそういったものに惹かれることが多いようだ。エレキはテレキャス、クラギはトーレスモデル、フルアコは175タイプ、メインのクルマはBMW3だし、枚挙にいとまがない。

Mazda2はどうなんだ?このクルマには普遍性を求めてはいない。このクラスでそういった世界に近いのは、やはりポロなのではないか。確かにマニュアルシフトのポロが手に入れば、間違いなくそれを選んでいただろう。つまりこのMazda2は、必要に迫られて私にしては例外的なクルマの選び方をしたのだが、乗ってみるとこのクルマ、本当に良くできている。乗るたびにニコニコと笑顔になってしまう小さな乗り物なのだ。

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