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Moody premium leather strap [音楽]

Moody premium leather strap


長時間楽器を弾くためには、正しい姿勢で演奏する必要がある。
そのため、エレキを弾く際にはストラップが必要だ。
長い間、紐のような、古いスタイルの革製のストラップを愛用してきたのだが、これは見栄えを重視したもので、ある程度無理をしないと使い続けることができない。

それでいろいろなストラップを試してみた。
やはり幅の狭いものはダメで、長時間使うと肩が痛くなってくる。
ナイロン製のものが実用的であるように思われて、いろいろ買ってみたのだが、ギターに取り付ける部分の皮の品質が悪かったり、設計に問題があって鉄やプラの部品が楽器を傷つけたりと、なかなか理想的なものが見つからなかった。ストラップの皮の部分の塗料が剥げ落ちて、ボディに色が移ってしまったときは本当に頭にきた。なので、値段は考えずに理想的と思われるストラップを購入することに決めた。

大昔に使っていて、友人に借りパクされてしまったマーチンのストラップを思い出した。全てが一枚皮でできており、柔らかく加工されているためストレスを感じさせない逸品だった。あれは素晴らしかったなあ。思い出に浸っていても前に進めないので、現在手に入る同じような製品を探してみた。するとあったあった、Moodyというやつがまさにそれだ。調べてみると、数枚の皮を張り合わせてあることはどうも気に入らないが、品質の高い、柔らかい皮のみを使って造られているという。長さの調節は、まさに古のマーチンストラップと同じで、全てが皮のみでできており、楽器を傷つける可能性は皆無だ。これこれ、これを買わなくっちゃ。人工的な色がついていない奴を選ぶつもりだ。

有名なアーチストたち、とくに激しい動きをする人たちが愛用しているとのことで、これは期待できるのではないか?アメリカ製で、現地では120㌦、まあ1万3千円といったところだ。わが愛する日本ではどうか、、、と、、、調べてみると、約15000円だった。まあそんなもんだろう。本当は国産の職人さんが作るような奴がいいんだけれど。まあエレキはアメリカが本場なので、アメリカ製でいいだろう。税金と送料を足すと結構いい値段になるのだが、今後10年くらいは使えると仮定すれば悪くない投資だ。

とっととお金を払い込んで品物を受け取ったのが昨晩だ。大きな立派な箱に入れられて拙宅に届いた。事前に調査した通り、3枚の皮が張り合わせてあり、表面は柔らかいなめし皮、裏側はスエード、真ん中には黒い皮が挟んである。アメリカ製品としてはかなり丁寧に加工されており、仕上がりには文句のつけようがない。全体に柔らかいため、ギターをつけたり外したりも比較的楽にできるし、ストラップの幅が絶妙に広いので、何より楽器を演奏していて疲れることがない、これはスバラシイ。買ってよかった。

やっぱりお金は使うときには使わないとね、とシミジミ感じた夜だった。

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