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徒然FD2 2018/9-5 [クルマ]

徒然FD2 2018/9-5

かつて3シリーズをテストドライブしたことがある。もちろんオートマで、アイドリングストップがついたモデルだった。全体にしっかりしているが、市街地を走行するスピードでは今一つ鈍重で、道路と椅子の間に固いゴムのようなものが挟まったような印象。ダイレクト感が足りないと感じた。おそらくスピードレンジが上がれば、違った味わいが醸し出されるのだろう。しかし手や尻からの入力がなんともかなり減弱しており、自分で走っているという実感が得られないのは寂しかった。それにアイドリングストップのメカニズムが男らしい仕上がりになっており、エンジンが再開する時の車体の大きな揺れは、笑うしかなかった。こんなものなのだろうか?比較の対象がないので私には判断がつかない。一方ボディの仕立ては随分ときっちりとしており、のんびり走っているつもりでもかなりのスピードが出ているのは驚きで、エンジンよりも足回りが勝っているクルマなんだな、という強い印象をうけた。これならハイスピードでも安心して移動を楽しめるだろう。

ふと我に返って、私は何のために車を入れ替えようとしているのか、という原点に戻ってみた。山の神のご要望に応じて、乗り心地の良い、足回りが勝った、マニュアルの4ドアセダンを手に入れようというのが当初の目的であって、今回は残念だが、レーシーな要素を排除する必要があるのだ。それであれば、失うものが多いが、あの“牛さん”のようなどっしりとした3シリーズこそ求めるものではないだろうか?やや大柄だがFR故それなりに小回りが利くため、私の車庫にも何とかおさまりそうだ、というか、わが駐車場にはBMWが大量に生息しているのだ。

3シリーズについて、真剣に考えてみることにした。

タグ:FD2 BMW
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