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徒然F30 2018/10-1 [クルマ]

徒然F30 2018/10-1

その後いろいろとあったのだが、結局愛するFD2をBMWに入れ替えることにした。なのでこの拙文の題名も、慣れ親しんだ徒然FD2ではなく徒然F30としようと思う。やっぱなんかさみしい。手にいれたのは、320iMSportというちょっとだけ速めのやつだ。中身は全然Mではないと思う。必要なクルマを迅速に手に入れるために、いろいろな人に力を借りて、あまり細かいことを考えずにどんどん話を進めた。今回は時間がなかったので、お金の事さえあまり考えなかった。FD2とのお別れはたいへんつらかったのだが、ここには詳細を書くまい。

いかんせん時間がなかったので、4ドアセダン、ドイツ国内製造、マニュアルシフト、乗り心地はほどほどにいいらしい、という今回クルマを入れ替えるにあたって最低限の必要条件を満たすこのクルマを他のモデルには目もくれずにGetした。3シリーズは一度だけ試乗させてもらったことがあるが、この車に乗せられた2リットルツインターボ付きエンジンは一度も味わったことがない、という、エンジンフェチである自分としてはあり得ない状況で即決した。ともかくマニュアルシフトを買うような物好きは稀なので、選択肢がほとんど残されていないのだ。仕方がない。色なども無彩色でありさえすればいいので、本来買うつもりであったシルバーではなく、その時点で手に入ったブラックになってしまった。これから10年付き合おうというクルマなのに、我ながらなんと適当なんだろう。大丈夫なのか?自分で自分にあきれてしまった。しかし助手席で腰の痛みを訴える山の神を放置するわけにはいかない。人生甘くはないのだ。それでとっととクルマを手に入れ、とるものもとりあえずよろよろと走らせて、当家の山の神様に乗っていただいた。神はお疲れのようですぐに寝息をおたてになった。よだれも多少垂らしておられたようだ。よしよし、合格だ、花丸だ。

多大な犠牲は払わざるを得なかったが、必要なことはなんとか成し遂げたようだ。この時点で、ようやくクルマを吟味する心の余裕ができた。FD2を失うだけではなく、大枚をはたき、ようやく我が物となったクルマを今更ながらしげしげと眺めてみる、、、。なんか黒がくすんでいるな。ピカピカした透明感に乏しい。これはコーティングのせいなのかな?表面の仕上げの精度が低いのかもしれない。しかし他の黒いBMWと比べてみると、なんかどれもこんなもんみたいだ。納得はいかないが仕方がない。やっぱりガンメタがよかったなどと女々しいことを言っても仕方がないのでくすんだ黒を受け入れることとし、そこまでで意図的に思考停止。そして全体を前後左右からつらつらと眺めてみると、、、おお、なかなかかっこいいではないか。なんというかバランスがいい。クルマとしての基本を押さえたスタイルだ。しかししかし、こいつはFD2と比較するとかなりでかいぜ。なんかどっしりとしており、重厚な感じさえ漂っている。私は巨人なので、体に合った、調度いいサイズのクルマだ、という評価は確かに成立する。しかし狭い日本そんなに太ってどこに住む、ではないが、大きなクルマは日本では扱いにくいではないか。こいつをわがものとして愛することができるだろうか?横幅なんか180㌢もあるんだよ。すぐに買い替えたくなったりはしないだろうか?拙宅の狭く小さな立体に出し入れするのは大変なのではないか?しかしすでに買ってしまったので、ともかく付き合ってみるしかない。

早速Burn in、つまり慣らし運転を開始した。レッドが7000なので、しばらくは3500までで我慢して走ってみるつもりだ。アクセルもブレーキもハンドルも、まったりまったりと扱ってクルマが全体にこなれてくるのを待つのは嫌いではない。聞くところによればギヤが2速に入りにくいらしい。また、実際にちょっとだて走らせてみると、バックギヤにものすごく入りずらいことも分かった。ともかく、とりあえずしばらくは、ヤギのようにおとなしく走って様子を見てみようと思う。To be continued

タグ:BMW F30
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