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楯野川 純米大吟醸 美山錦 中取り 3300エン [日本酒]

楯野川 純米大吟醸 美山錦 中取り 3300エン
山形県 楯の川酒造株式会社

”柑橘類のようなシャープで広がりのある酸味を追求しました。控えめな香りと酒米本来の膨よかで素朴な味わいを、特徴的な酸味が綺麗にまとめあげる食中酒向きの酒質です。”とWebには紹介されているが、値段を考えると望外の出来。3000円前後で純米大吟醸ってすごいよね。それだけで許してしまう。美山錦を自分のところで栽培しているのでそんなすごいことができるのかしら。ワイングラスで味わってみることにする。確かに薫りは控えめかもしれない。グラスを使ってお鼻をクンクンして味わう。おお、きちんといい感じの吟醸香があるじゃあないですか、果物寄りで少しだけアルコールのキックが混じっている。味わいは全体にさっぱりとしているのだが、それでいて背景にお米の存在を感じさせる。なんか不思議と粉っぽい印象もあって、ジューシーな感じは弱め。もう少し奥行きがあるといいのだが、それは蔵元との方向性が違うということなのだろう。ついつい沢山呑んでしまう。確かに食中酒向きなのかもしれない。軽めなお酒が好きな人にはいいのかも。楯野川、気になっていたんだよなあ、前から。しかしずっと呑んでみたいと思っていたお酒を実際に呑むことができて良かった。一番ポピュラーな”清流”にしておけばよかったかもしれない。安いし。紀土とか、赤武とか、廉価で気になるお酒がいくつかあるのだけれど、今後はもうあまり値段にこだわらず、吞みたいお酒を呑んでいこうと思っている。

Freshness    3/5
Fruitiness     2/5
Fermented touch 2/5
また呑みたいか  また呑みたい

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三重県鈴鹿市 清水清三郎商店 作 玄の智 3080エン [日本酒]

三重県鈴鹿市 清水清三郎商店 作 玄の智 3080エン

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こいつは精米歩合が60%のregular シリーズだ。50%のものと比較すると廉価であるため、入荷するとすぐに売れてしまうらしくなかなか私のところにまで回ってこない。しかし幸いにして一本だけお店に残っていたため、早速手に入れて味わってみた。運が良かった。味の方向性は今まで呑んできた作と同じであるが、何というのだろうか、舌触りが軽いというか薄いというか、濃厚さが足りない分新鮮さが強調されていて、初めて口に含んだ時は正直インパクトが強くて“ビックリした”。果実香は確かにメロン方面で、酸味もきつくはなく、たいへんおいしい。50%ものよりも“ジュース感“がつよく、油断しているとびっくりするような量を吞んでしまうので気をつけないと。”作“は精米歩合によらずに一貫するコンセプトがしっかりと存在しているようで、吞んでいて安心できる。クルマで言うと最近のMazdaのような感じか?今のところ自分にとって新酒がベストだが、まだ飲んでいないヤツを一通り試してみたいと思っている。

Freshness    4/5
Fruitiness    3/5
Fermented Touch 2/5
また呑みたいか  是非また呑みたい。

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