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2022/2/10   ウイスキ [雑文]

2022/2/10   ウイスキ


ハイボールをものすごくおいしそうに飲むYouTuberがいて、ついつい取り込まれてしまった。お酒は基本、やめているのに何度か(何度も)ハイボールを口にした。ほんとうに久し振りで、さっぱりした口当たりにウイスキーを見直した。むかしはたくさん飲んだものだったが、本当においしいと思って飲んでいたのかどうか。飲んでいたのはサントリーで、ホワイト、角、オールドといったあたりが当時のお決まりだった。

その後お酒は控えていたのだが、数日前にごった返すスーパーでついついお酒のコーナーに紛れ込んでしまった。もともと好きなので、無意識がそうさせたのかもしれない。角ハイボールには薄いのと濃いのがあるんだなあ、とか、菊水には大きなアルミボトルもあるのね、とか、新しい発見があって楽しかった。それでもお酒は買わずに帰ろうとしたのだが、帰りしなにいけないものを見てしまった。ジョニ赤が1000円少々で売りに出されているではないですか。ちょっと待ってくれこれはあの世界中で有名なスコッチだよね。見回してみると、バレンタインが同じような値段。ジャックダニエルがなんと2000円弱、昔好きだったメイカーズマークも同じような値段だ。マジか。ずいぶん昔に酒税がかわって、輸入ウイスキーが安くなったことは知っていたのだがこれほどまでとは。一方の国産ウイスキーは角もオールドも2000円前後で売られていた。私の世代の人間だと、同じ値段ならやはり舶来?ものがいいと思ってしまう。なので目がくらんだ私はJDを力ずよくつかんで籠にいれ、、、ようとしたのだが、やはり罪悪感があってそれはやめた。私にもまだ良心が残されているようだ。体重をコントロールしているんだからお酒はね、、、。

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それで結局ジョニ赤を買ってしまった。面目ない。ビンのつくりなんかは昔と比べて若干安っぽくなっているようだが、封を切ってすすってみると私の記憶の中のジョニ赤の味そのものだ。当時はこれほど廉価ではなかったし、私も若かったので、予算と気持ちにかなり余裕があるときだけ口にできた、ちょっと特別なお酒だったのだ。ともあれ、味わってみると結構いける。1000円でこれが一本買えてしまうのか。この味が好きなら、まあ私は好きなのだが、コスパは最高だ。これじゃあ本格的なアル中にならない自信は全くないな、オレは。だってこれ40%くらいアルコールでしょう?炭酸水は常備していないので、結構おいしいと思っている自宅の浄水で割ったり、氷を入れたりして楽しんでいるのだが、これがかなりイケる。水で割って飲むのであればジョニ黒とあまりかわらないだろうし。翌朝も日本酒と違って心身がかなり楽で、早朝から頭が普通に回るし、顔や体がむくむようなこともない。おなかの調子だって悪くない。さあこまった、このままではまたジョニ赤を買ってしまいそうだ。手元にある一本はじっくり楽しもうと思うが、次を買うのは何とか我慢しないと。

日本酒の場合、保管が適切でないと品質がすぐに劣化してしまうので、物の本質をよく理解している専門店できちんと管理されたお酒を買う必要があり、自宅での保管にも気を遣うのだが、ウイスキーは短期間であれば意識の低いお店で棚ざらしにされたとしても品質の低下はおそらくわずかだ、と理解している。なので、スーパーの棚に陳列されたものを買っても、何の問題もない。手軽にそこそこのお酒を買うことができてしまうのはありがたいことだが、ハードルが低すぎるのも困るなあ。とにかくしばらくの間、お酒は、まあやめるのは無理だとして、極力控えなくては、と、心に決めている私なのだった。お粗末。

タグ:ジョニ赤
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2022/2/10   私の友人 [雑文]

2022/2/10   私の友人


友人の一人に歯医者さんがいるのだが、ありがたく何年もお世話になってきた。私の歯は白くてきれいだがあまり強くはないそうで、一生懸命歯を磨いているのだがすぐに虫歯になってしまう。若いころは歯を大切にしなかったので、大事な臼歯などを含む何本かの歯はすでになくして久しい。なので残った歯を大切にしているわけだ。

歯科技工士さんに相談して歯の磨き方を教わったり、フッ素がたくさん入っている歯磨きを使ったり、フロスを導入したり、といろいろやっているのだが、友人の歯医者さんが入れてくれたクラウンがどうしてもすぐにポロリと取れてしまうのだ。だいたい治療後1年くらい?主治医の彼によれば、私は嚙む力がとても強いし、寝ている間に歯ぎしりをしているらしい。それでクラウンが長く持たないというのだが、、、。外れるたびに病院にいって、痛いのを我慢していろいろやっていただき、再びセメントで固定することを繰り返してきた。しかしいつも外れたクラウンを再使用できるわけではなく、そういう時は歯を大きく削ってクラウンを作り直すことになるわけだ。いつかは歯医者さんに通わなくてもよくなるのでは?と期待していたのだが、何年たっても同じようなことが繰り返された。あるとき家人は言った。歯医者さんをかえたら?私は友人の悪口を言われたような気がして機嫌が悪くなったが、家人の言うことにも一理ある。彼女はいつだって正しいのだ。しかも私とは別の病院に通院していた彼女はここ10年近く歯科には通っていない。彼女は丁寧に歯を磨いてはいるが、私と同じようなものだし、私の方は数年前から電動は歯ブラシを導入してさらに念入りに歯を磨いているのだ。歯磨き粉だってフッ素たっぷりで研磨剤が入っていないものを通常のものと使い分けてケアしている。それでも確かに私は年に1-2回は歯医者さんに足を運ぶ必要がある、、、たしかにおかしいかもしれない。

それで、お願いして家人が以前お世話になった歯医者さんのところに伺った。小ぎれいな歯科医院ではあるが、個人病院なので規模は小さく、いわゆるビル診のような形で開業しておられる。複数おられる技工士さんはみな感じが良く、よく教育されており、たしかに信頼できそうだ。その先生にお願いして外れたクラウンをお見せして、治療をお願いした。先生はクラウンから丁寧にセメントを取り、とがった部分をけずって何度かあたりを見て、それからずいぶん力を入れてそいつを私の歯にかぶせてくれた。あまりの力の入れように私の首が痛くなったくらいだ。その後技工士さんが丁寧にクリーニング。はみ出たセメントを取ってくれたり、歯の磨き方を指導してくれたりした。地味な治療であったが、その後数年たってもクラウンが外れることはない。夢のような治療成果だ、幸せだ。

ふと考えてみると、私の友人はやぶだったのか?という疑問が。おそらく彼はもっと大きな口腔外科領域の手術などに興味があり、よくある虫歯の治療など、あまりやる気がなかったのかもしれない。人柄もいいし、頭もいいはずなんだが、、、。あいつも結構えらくなっちゃったからなあ。しかしそれにしても我々はお友達なのに。長いお付き合いなのに。悲しい気持ちになってしまった。次に歯が悪くなったらどうしたらいいんだろう?

そんなわけで、最近お友達を一人なくしてしまったのかもしれない私なのだった。

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