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2022_10_06   Sea Monkeys② [Sea Monkeys]

2022_10_06   Sea Monkeys②



2-3日して、ブラインシュリンプの幼生がヨークサックに蓄えた栄養を使いつくすころ、つまり黄色いシュリンプが白くなってきたころから添付された餌を与え始めた。しかしどうも餌を与えるたびにシュリンプの数が減っているようだ。数日に一度、与え続けてみたのだが、結局目で見える程度まで成長した個体は2匹のみであり、そのうちに1匹が”星”になり、やがて水槽の中は完全に静かになってしまった。これはかなり悲しいことだ。何が悪かったのか?やっぱり私自身の存在が悪かったのかもしれない。私はやはり生き物を扱ってはいけないのだ。一生懸命やったって、ダメなことはあるんだ、、、。しかし水槽の中、誰もいなくなったと思ったら数ミリに育ったシュリンプが泳いでいるではないか。どこに隠れていたんだ?鋭い動きをして、元気いっぱい。なんだか笑っているように見えないこともない、スバラシイ、、、。しかしそれもつかの間、翌日には “そして誰もいなくなった” 水槽を目にすることになった。私のすべての努力は文字通り水泡に帰したのだ。残念だ。

立ち直るのに数日かかった。

今後どうするか考えてみた。1)自分には生き物をケアする適性がないと思ってあきらめる2)何も考えずにもう一度同じことを繰り返して違う結果を期待3)徹底的に考え直して環境を整えて再チャレンジ。ということで、1週間ほどたってようやく落ち着きを取り戻した私は、涙が枯れたころに3)の再チャレンジをすることに思い決めた。なぜなら、米国ソルトレイクシティから取り寄せたブラインシュリンプエッグがまだたくさん残っているからだ。生き物の卵を放置するわけにはいかないし、川に撒いて捨てることなどとうていできないので、徹底的に付き合うしかない。生命と向き合うっていうことはそういうことだ。手に入れるのに払った金額なんか関係ない。私はそう思う。それで何をどうするか考えてみた。

まずは水槽だ。水は多ければ多いほど生育環境として安定する筈なので、添付された小さなコップのような水槽をあきらめて、ある程度の大きさを持った、ガラスの水槽を使ってみることにした。ペットボトルでもプラの水槽でも可能とは思うが、シュリンプに敬意を表してガラスのものをそろえることにした。C国のものは避けたいので、最終的にI国で制作されたものを選んだ。値段は大したことがないのであまり期待していなかったのだが、少なくともぱっと見は素晴らしい水槽を手に入れることができた。金額と品質を考えるともう信じらないほどのコスパであり、世の中は進歩しているのだなあ、と感動。次は人工海水だ。すでに添付された粉のようなものは使い切ってしまっているので、ネット上で探して評判が良いものを手に入れた。一番小さな規格で売っているものを購入したのだが、こいつは日本の水道水に合わせて調合してあるので、水に加えればすぐに飼育に使えるという。なんと素晴らしい。あとはエアポンプをどうするか、、、値段はビール数本分くらいのものなので、信頼性が高そうな、小さな国産のポンプを選んだ。あとはシリコンチューブとかエアストーンなどの細かいものだ。選んで、そろえるのにはそれなりに時間がかかったのだが、私にはAmazonがついている。総額数千円程度でかなり立派なシュリンプ飼育キットをそろえることができた。これで開始できるかって?いやまだだ。もっと情報を集めて、餌について検討する必要がある。まだキットに添付されている餌が残っているが、より信頼性の高いものは手にははいらないものか、、、、ネット上を探し回った。手元にあるイーストなんかも使えるようだが、それでいいものかどうか自信が持てない。すると、こういったFieldにも先達のような人はいるもので、熱帯魚のプレコに使う、植物性の成分が含まれた餌が使えるという。そいつを紙ヤスリで削って水に溶かしながらあたえると、シュリンプが早く育つし、成体になったシュリンプを長く維持できるという。ヤスリの目の細かさまで指定してあるので、大変参考になった。餌の大きさは、小さくても大きくてもだめで、#600ベストであるという。条件がそろわないと、シュリンプが一斉に“星になる”と記載されており、それは私が体験した事実通りなので、信頼性が高い、実体験に基づいた貴重な情報であると判断して情報を使わせていただくことにした。餌の塊りを水槽に投入すればいいと単純に考えていたのだが、どうもそうではないらしく、餌を小さく砕いて水中に漂わせないとだめらしい。なるほど、そういうものなのね。

よし、これで準備が整った。もう一度やってみようか。

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2022_10_08   ストラト GAS [音楽]

2022_10_08   ストラト GAS



またGASが再燃しそうで苦しんでいる。手元にあるストラトは、どれもとてもよくできた”いいこ”たちなのだが、私の大きな手にぴったりくるネックがついている奴はノイズが多めで、その他の2本は100点に近いできなのだが、モデルにした年代の違いのためにわずかにネックが細い。50年代モデルのノイズが少な目になってくれればずっとそれを弾いていられるので問題解決なのだが、なかなかうまくいかない。ネックが私の手に合うと思われるモデルが珍しく安く売りに出ているし、ネットで私に合いそうな中古が廉価で売られていたりするので、なんか全部買ってしまいそうになっている。しかしもうこれ以上楽器を買っても時間にも体にも余裕がない。同じ愚を繰り返したくはない。さてどうするか。

すこしましなノイズゲートを買って50年代モデルをつないで、満足できるかどうかやってみることにした。好奇心にドライブをかけらると理性を失い、行動力と瞬発力が人並外れたレベルに達する生き物なので、朝早くから早速いつものSHのサイトにいってぽちって来た。これで満足のいく結果が得られればいいのだが。ZoomのマルチストンプについているNGは、値段を考えると望外の出来で、かなりの効果を感じているのだが、音の減衰、エンベロープといえばいいのだろうか、それが少しだけ不自然でほぼ生音で弾くことが多い私にはいまいち納得がいかないのだ。あたらしいNGで本当に満足できればお買い得だったということになるだろうが、そうでなければムダ金になる。最近コロナの問題もあって呑みにいってないので、吞み代ということで自分をごまかして購入を合理化することにした。

心の底から満足できる楽器って世の中にあるのだろうか?自分に嘘はつけないし、音楽は趣味であって実益を得る必要がないので要求水準は上がっていくばかりで困っている。すごくいいテレは持っているが肘と腰にやさしくないし、性能的には100点のストラトはネックがいまいち合わないし、フルアコはやっぱりどうしても腰に悪いしクラギではJazzを弾きにくい。50年代ものをモデルにしたストラトでノイズが気にならないものがあればおそらくそれが一番いいのだろうが、なかなかうまくいかない。あの時こうすれば、、、とかなんとかいっても後の祭りだ。大金を投じても、きっとまた些細なことで文句を言いたくなるのだろうと思われる。問題はおそらく私の頭の中にあるのだろう。ギターのことを考えると、私の中の”ガイキチ”に火が付くんだろうと思われる。もういいかげん楽器へのこだわりを捨てて、音楽に集中したいものだ。
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2022_10_05   Sea Monkeys① [Sea Monkeys]

2022_10_05   Sea Monkeys①



遠い日のおもひで、、、幼少時、親にねだってSea Monkeysを購入して、なかなかうまく育たず、生き物を嫌う家族が水槽をトイレに追いやったところ、日光を当てたことがよかったのだと思われるのだが、水槽内の植物性のプランクトンがいい感じに生育して、Sea Monkeyたちがどんどん育ちはじめてびっくりしつつ喜んだ。しかし好事魔多しの例えにもあるように、家族の誰かが水槽を床に落としてしまい、せっかく大きく育ったMonkeysは、その後しばらくして全員が“星”になってしまったのだった。この出来事は非常に深く私の内面を傷つけ、私には生き物を飼う資格がないのだ、と自分を律することになって現在に至るのだが、そういった方面にはめっぽう強い家人がSea Monkeysをなななんと通販で購入してきて私になんとかしろ、やってみろとけしかける。なぜだ。もう“もの”は目の前にあるのだ。必要なのはお水と、手間暇をかける情熱だけだ。やる気があるかって?ないわけがない。もうやるしかないのだ、物事はそういう風にすすんでしまっている。私の“傷”はもう治っているのだろうか?ともあれ、有無を言わさないような形で、あたらしい”物語”はもう始まりつつあるようだ。

まあ昔取った杵柄であるからして、何をどうすればいいのかはもう隅々までわかっている。水を張って、1日置いて塩素を抜いて、海水の元(実はSMの卵も入っている)を加えて、次の粉をいれて、、、、半日ほどで、小さな命がうごめくエキサイティングな時間を迎えるはずだ、、、なのに、何日待っても何も起こらない。信じられない。やっぱりオレのせいなのか?やっぱり誓いを破ったダメなやつなんだオレは、、、。落ち着きを取り戻すまでにしばらくかかってしまったが、冷静になって何が起きたかを考えてみた。たいして難しいことではない。一つずつ起きたことを検証していけばいい筈だ。

海水をなめてみると、ちゃんとそれらしい味がするし、添付の粉を溶かす順番は間違いようがない。水温だって基準の範囲内にとどまっており、ほとんど理想的な生育環境が整っていたはずだ。日に数回の攪拌による溶存酸素の強化だって、忘れずにきちんとやっていた。それでも孵化しないということであれば、あとは卵しかない。卵以外の全てのセッティングを維持しつつリセットすることにした。まだ人工海水は汚れていないしね。孵化しない卵と、水槽の底に沈んでしまった餌をスポイトで取り除き、準備完了。孵化する確率が高いと言われている米国ソルトレイク産のブラインシュリンプ(SeaMonkeyのことだ)エッグの中から、比較的高価で信頼性が高いと言われているものを選択して購入、そいつをごくごく少量のみ水槽に投入、、、すると、今度は当然のように卵の多くが孵化して喜びの時間を迎えることとなった。よしよし、これでいい。つまり添付されていたエッグがダメだったのだ。ひとつずつ問題になりやすい要素を点検して検証して修正するという当たり前のことをすれば、こうやってたいていはうまくいくわけだ。生き物を扱っているので、かならず、ということは誰にも言えないとは思うが、だいたいは大丈夫だ。最近はアメリカ産ではなく、C国とかT国、なななんとR国からの卵も売られているとそうな。定評のある米国製と比べて孵化率はやや劣るものの、品質には大きな違いはないと聞いている。私の手元にやってきたエッグ君たちはどこから来た人たちなのか、本当のことは誰にもわからない。製造会社は米国と記載されているようだがエッグは他国製かもしれない。ともあれ、キットに添付されていたエッグは最近の高温多湿な気候にやられて活性を失ってしまい、結果的に全く孵化しなかったと考えるのが妥当なのだろう。販売元にクレームを入れれば新しい卵を送ってもらえると聞いたのだが、同じことの繰り返しはしたくないので、評判がいい、実績があるブラインシュリンプエッグを購入したのは正解だった。さて今後シュリンプ君たちはどうなることだろうか。うまく育つといいなあ。

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