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2022_10_09   書籍の値段 [雑文]

2022_10_09   書籍の値段


若いころ一番のお気に入りだった作家が全集を出したので、当然のように10冊前後、すべて購入させていただいた。簡素なつくりの本として出版されたことには好印象を持ったが、それは当該作家の意図するところなのだろうと思われる。500頁前後の一冊などは、なんと2000エン前後で売られていた。安すぎないか?最近、文庫本を買うと500円玉では足りないことが多く、ちょっと厚いものだとすぐに1000円札が飛んでしまうので、困ったものだと思っているのだが、それと比較すると、いくらなんでも安すぎないか?ついついKindleなどで暇つぶしに面白そうな本を買うと、頁数が少ないものでも500円を超える。なので、最近は外出の機会があると、Kindleをお休みして、上記の全集をぶ厚さにもめげずに持ち歩いて読みふけっている。内容はものすごく濃いのに値段は信じられないほど安いという。まあものによるのだろうとは思うが、やっぱり紙に印刷された本っていいものだなあ、と再確認した。なくならないでほしいね、少なくとも私が生きている間は。

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2022_10_09   NS-2 [音楽]

2022_10_09   NS-2



手元の楽器でお気に入りのものがあるのだが、そいつは50年代モデルのストラトなので、PG裏の小さなアルミ板以外はノイズ対策がほとんど施されておらず、演奏していない時のハムが耳障りで、神経質な私としてはどうしても弾き続ける気になれない。しかしボディもネックも大変良くて来ていて、長時間弾いても手も肩も疲れないので なんとかこいつを自分のメインギターとして弾き続けられないかといろいろやってみたのだが、なかなかうまくいかない。PGを代えてアルミ箔を広げてみたり、アルミのPGに代えたこともあったのだが、期待したほどハムが減らなかった。そんなことを繰り返しているうちに木部のネジ穴が怪しくなってきた。今後はPGの開け閉めをするのは最小限にしないと。それでも内部のサーキットに小さな問題を発見したため、それを修正したところ多少はハムが減ったのだが私的には十分ではなく、仕方なくZoomのMulti StompでNGをかけて使っていたが、音の減衰が不自然で我慢できなくなりつつあった。それで楽器を買い足す前にBossのNS2を導入してみた。これまでこういった問題で苦労したことがないため、私はノイズゲートとかノイズサプレッサーなどにあまり造詣が深くない。できれば使いたくないと思っている。なので少なくとも自分でアセンブルした楽器は、弾いていないときはDead silentに仕上げてあった。そういえば、繰り返し購入した、今は亡きBill Lawrenceのシングルピックアップは静かでよかったなあ。ストラトらしい荒々しさは少な目で、オーディオのような整った音だったが、ハムとは完全に無縁であったため、B.L.のPUは大好きだった。B.L製のPUを使ったときはノイズの苦労はしたことが一度もなかったなあ、そういえば。遠い目になってしまう。いまはBillの奥さんが娘さんたちと一緒にPUを作っている筈だ。何度か電話で購入の相談に乗っていただいたが、いまでも元気にしておられるだろうか。もうずいぶん高齢になると思うのだが。

ともあれ、ペダル一つの追加で問題を解決できる可能性がないとは言えないので、やってみることにした。迷うことなく、“困ったときのBoss”を選んでみた。いろいろ面白そうなペダルはあるのだが、迷ったときは国内設計台湾製造のBossを選ぶのが一番安全だと経験的にわかっている。ぽちったNS2は翌日届いたため、早速件のストラトにつないで使ってみた。
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おお、これはいい。楽器の音質はアンプを通す限りにおいてほぼ全く変わらないし、注意深く設定しさえすれば音を長くのばしてもほとんど不自然さを感じさせない。やはり専用のペダルはいいものだ。MultiStompは使えるペダルであることは確かなのだが、特定の機能に高いレベルを求めるのはやはり無理があるのだろう。NS-2は外見に高級感はないが、性能的にはかなり使えるペダルだということがよくわかった。何時間かソロギターの練習をしてみたのだが、不自然な印象はまったくなく、ハムノイズの少ないギターに買い替えたかのような気分にさせてくれた。素晴らしい。しばらくこれでやってみようか。ギターの買い足しはやはりできるだけ避けたいからね。モダンなStratoが欲しいな、というGASに苦しんでいる私なのだった。今回は抑え込むことができるだろうか?
→今回はGAS制圧に成功できた。我ながらよく耐えたと思う。

タグ:ns-2
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2022_10_06   Sea Monkeys③ [Sea Monkeys]

2022_10_06   Sea Monkeys③



それでやってみた。ガラスのきれいな水槽を洗って、水道水の量をきちんと測って水槽に投入。6リットルでやってみることにした。人工海水の量は、1リットルにつき36グラムで海水と等張になるという。すぐに使えるというが、やはり塩素が気になるので、人工海水に加えられた成分によって中和されるとは聞いているが、1日放置しておいた。そしてエアレーションもぬかりなく準備した。連続運用しても安心安全と思われる国産の小さなポンプを買って、シリコンチューブも手に入れて適当な長さに切った。あとは先端に軽石のようなものでできたエアストーンをつけて準備完了だ。病院で点滴するときにつかう、クリップのようなパーツが付属していたので、そいつでエアの量を調整、卵が孵化するのを待つ際は、ガンガンとエアレーションするほど孵化率が上がるのだという。なのでこれまでに集めた情報に従って強めのエアを24時間吹き込むことにした。それで秘蔵のソルトレイク生まれ、と私が信じている、ブランド物のブラインシュリンプエッグをごくごく少量投入して様子を見た。

いやしかしおかしいぞ、というのは、人工海水がいつまでたっても溶け切らないのだ。なにか問題があるのかもしれないと思いつつ、ぐるぐるを海水をかき混ぜて様子を見たがどうもうまくない。何か失敗をおかしていないかとすべてを最初から確認したところ、どうも水分量の計算を間違えたらしい。信じられない。残されたメモから計算すると、望ましい濃度の倍の濃さの海水を作ってしまったようなのだ。信じられない。あんなに慎重にやったのに馬鹿じゃないのかオレは。怒っても仕方がないので、卵交じりの水を半分捨てて、適切を思われる濃度の人工海水に修正した。この操作によって、ある程度エッグが失われるのは避けようがなく、本当に申し訳ないとシンクから流れていったブラインシュリンプの神様にお詫びした。申し訳ない申し訳ない。さらに調べてみると、孵化には海水の塩分濃度である3.4%ではなく、2%のほうが孵化する確率が高いのだという。このあたりで私の心は千路に乱れたが、通常の海水の塩分濃度である3.4%が悪い筈はないので、そのまま行くことにした。ブラインシュリンプのブラインというのは塩という意味で、他の生物が生きられないほど塩分が濃い水に適応することでこれまで生き延びてきた生物なのだということなので、塩分が濃い分には大丈夫だろうという判断だ。逆に、大きく育って環境の変化に強くなった成体であっても、真水の中では一日二日しか生きられないのだという。迷ったが僅かにエッグを追加して、そのまま様子を見ることにした。

翌日、水槽の中はぴくぴくとうごめくブラインシュリンプが沢山、笑うようにして漂っていた。なかなかいい眺めだった。やればできるんだオレだって。こんな簡単なことに苦労している自分に苦笑。頭の調子がおかしいのかもしれない。続く。

タグ:Sea Monkeys
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