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Fender Custom Shop ‘60s Stratocaster

Fender Custom Shop ‘60s Stratocaster


数十年前にあるプロギタリストが愛用していたFernandesのストラトを弾かせていただいたことがあった。ボディなどはぼろぼろで、ブリッジあたりに適当な改造が施されていたのだが、何とも言えない弾き心地の楽器で、アンプを通さなくても十分に楽しめるような深い響きをもっていた。それが私にとって過去最高のStratoだったのだが、今回手に入れたStratoは、あの時のStratoを思い出させるようなすごい楽器だ、おかしな話だが。だって古い記憶の中の最高に近い楽器を現実の楽器が凌駕するのだから、たいしたものだ。もっと早く決断すればよかったな。この楽器が自分的にはまだまだ慣れないStratoの新しい基準になっていくことを確信した。

Fender純正のやり方では、1フレットを押さえた状態で17フレットの弦高を1.5ミリ程度に調整するのだが、某楽器店の担当の方(この人は楽器を作れる人だと思う)のやり方では、1弦のみ僅かに高くセットアップしてある。他のリペアマンでも同じように調整する人がいるようだ。自分的には1弦だけ高く設定するのは抵抗があるのだが、どうしてそうするんだろうか。いったん弦高を教科書どおりに下げてから比較してみようと思う。手の感覚はものすごく鋭いので、0.1㍉の差であってもかなりの違いを感じるのだ。

つづく

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