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下総中山 法華経寺 [雑文]

下総中山 法華経寺


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素敵なお寺を見つけたと思ったら、やっぱりまた日蓮宗のお寺さんだった。いつだってそうなんだからこれからもそうなんだろう。今日もいつものようにてくてく歩いてお参りさせていただいたのだが、お気に入りの祖指堂の木でふいた屋根(こけら葺き?)をなんだかトタンみたいな金属で置き換えているように見える。まじか?お金はかかるかもしれないけれど、やっぱり木のかわらみたいなやつでふいてくれないかな?新し目に見えるこの素晴らしいお堂は、それでも1678年に建立されたという。もう340年以上この地に建っているのだ。いろいろご事情があるだろうが、昔ながらの姿をできるだけ維持してもらえると嬉しいと熱く希望する私なのだった。

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Fender Blues Junior [音楽]

Fender Blues Junior


もう15年ほど前になるだろうか、米国の田舎町の楽器屋の店内に長いこと置きっぱなしになっていたFenderの小さなギターアンプを買った。ごく初期のBlues Juniorと思われ、メキシコ製ではなくなんとアメリカ製だ。筐体はおが屑を固めるようにしてできているアーチクルボード、つまり安物の素材で作られている。しかし音が通るサーキットは基本的に全て真空管で賄われており、弾いてみるときちんと真空管アンプの音がする。ヘッドルームが狭く、高音成分が不自然に強調されているが、典型的なFender系の音がする。ストラトやテレをつないでみれば、“間違いない”伝統的な“あの音”がすることは私が保証する。安物ゆえ当然のようにして基盤を使った配線となっており、正直あまり長もちしそうに見えないのだが、音質それ自体は悪くない。諸々考え合わせると、自分的にはいい買い物をしたと思っている。お店の兄ちゃんは、“いらなくなったら友達に売ればいいじゃん”“買って買って”と言っていたっけ。それで結局手に入れることに決めたのだ。当時楽器の購入や修理などでつきあいのあった少し大きな隣町の楽器店の店主は、”Fenderを買うのはやめてくれ””Fenderとはつきあいたくないと思っている”“Fenderの製品は二度と売らない”などと恨んでいたが。具体的な理由は教えてくれなかったけれど。彼は私に、目の玉が飛び出るような値段がついた、いわゆるブティックアンプを買ってほしかったらしいが、当時の私にはそんなカネはない。えばっていうことではないが。

さて、手に入れたアンプのうらぶたをさっそくあけて、内部をしげしげと覗いて日本人的な陰湿な細かーい目線で評価してみたところ、困ったことに真空管ソケットとサーキットの接続にはリボンケーブルを使ってあるし(つまりこわれたらこの部分は自分では直せない)、可変抵抗はずいぶんお粗末なつくりで基盤に直付けしてあるし(ありえない!)。ほかにもいろいろと突っ込みどころが満載なので、やはりこれは修理を前提としていない、長く使うことを想定していないアンプという事なのだろうと理解した。たぶんおそらく。出力だって小さいしね。

帰国を決めたとき、大きな家具などはすべて同僚や同胞たちに差し上げたのだが、こいつとはお別れする気になれず、結局米国からはるばる我が国まで持って帰ってきた。うかつにもリバーブユニットのスプリングの養生を忘れてしまい、輸送中に髪の毛のように細い配線が切れてユニットごと交換する必要に迫られた。仕方がないのでオリジナルの割と下品な音がするユニットを、当時評判が良かった上品な音作りがなされたユニットと交換した。その後もこの安物のアンプが壊れないように大切に使っていたのだが、結局いつものように、例えば電源を強化したりトーン回路をいじったりして、ちょこちょこ復元可能な範囲で手を入れてしまっている。暇なときに調べてみたところ、なんとトランスも可変抵抗も、壊れる可能性があるパーツはほとんど全て新たに手に入ることが明らかとなった。このアンプは廉価なので数が出ているためだろう、修理の需要も多いのではないか。理由はともかく個人的にはとてもありがたい。それを知ったからには遠慮することは無い。これ以外のアンプはほぼすべて倉庫にしまい込み、毎日暇さえあれば長時間通電して、近所から苦情が来ない程度の音量で演奏を楽しんでいる。

現在新品として売りに出ているものは使ったことがないのでよく知らないが、少なくとも私が持っているアンプはなかなかの音を奏でる。もうアンプはこれだけでいいかな、と思っている。パーツは手に入るので壊れたら自分で直せるしね。人間、足るを知るということは大切だ。

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徒然F30 2021/8-1 [クルマ]

徒然F30 2021/8-1


いつもの道をドライブしていると、珍しく渋滞している。混むようなところではないのだが。のろのろと進んでいくと、なんだか人身事故らしく嫌な予感。かなり時間がたっているのに警察も救急車も到着していない。早朝だからなのか?道なりに進んでいくと、事故現場が視界に入ってきた。高校生くらいの女の子が血まみれになって路上でうめいている。頭を割ってしまったようで、上から下まで血みどろだ。こういった場面には比較的慣れている私なのだが、それでも心臓を直接つかまれたようなショックを受けた。近くにはBFらしい男の子がおろおろしており、なにもできずただただ彼女のことをなでたりさすったりしている。立ったり座ったり、気が動転しているのだろう。警察は?救急車は?幸いにごく近くに救急病院がある。すぐに医療の手を差し伸べればなんとか、、、。わたしが現場にいた時間はさほど長くはなかったが、その場を走り去るまで救急車は到着しなかった。私自身にできることがないか運転席で考えてみたが、全身を強く打っているらしいので乱暴に車で搬送することは明らかに危険だ。首をやってしまったら障害を残すことになる。車内にはバスタオルとか毛布とか、現場で使ってもらえるようなものもなにもない。残念だがなにもできることはないようだ、と判断して心をその場に残しながら走り去るしかなかった。なにもできることがなく悲しかった。それでも救急車はこない。やはりCOVID19の影響だろう。巷はOlympicの熱狂に沸き立っているようだ。成人してからおそらく初めて、自分の国の為政者に対するごく具体的な怒りを感じた。

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我が国 [雑文]

我が国


いまの日本の為政者たちを子供たちにみせたくない。大人を尊敬できなかった子供たちは尊敬されない大人になるからだ。状況をわずかでも改善するために、自分のいる場所で何ができるか、私自身もよく考えなければ。

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Olympics [雑文]

Olympics

Olympicが開催されると私の仕事に様々な問題が生ずる。なので個人的には延期していただきたかったのだが強引に開催されてしまった。ことの是非を論ずるつもりはないが、個人的に、できるだけTV等を見ないで過ごした。これは自分に対する落とし前というやつだ。しかしある男女ペアで行う競技で、とても魅力的なアスリートを目にして瞬間的にファンになってしまった。二人ともかなり個性的な外見で、男性のほうは自閉症っぽい雰囲気なのだがここ数年で選手としても人間としてもめきめきと成長しているようで、頭の回転も速いみたいだ。女性のほうはいかにもアスリート、といった力強い外見なのだが、話をする場面を見るとごく女性的で感受性豊か、というか豊かすぎる内面を感じさせて人としても女性としても私の眼にはすごく魅力的に映る。女の子成分を沢山持っている人のようでとてもいい。勘違いか、よくあるただの思い込みかもしれないが、それでも私には十分。この二人の試合を見させてもらったおかげでここ数日を何とかうっちゃってやり過ごすことができた。なんだか心がきれいになって、私にしては誠実な毎日を送ることができている。全開で生きているのでお酒だって一滴も呑んでいない。必要ないからだ。そんなわけで、私から見てもSportsのもつ潜在的な力は確かに大きいと思うのだが、今回のTokyo Olympicはやはり延期していただき、日本中が喜べるような形で開催していただきたかった。残念だ。

P.S.: なんだか男性選手の評価ばかりがうなぎ上りみたいだ。いろいろとあるだろうが、とにかくずっと一緒にやっていただきたいと個人的には強く強く願っている。

タグ:Olympics
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徒然F30 2021/8-2 [クルマ]

徒然F30 2021/8-2


まだ途中経過を書きかけなのだが、現在私のクルマは大変調子がいい。結局クルマを買ったディーラーがきちんと面倒をみてくれたのだ。ありがたいことだ。これまでは、そこに整備に出すたびに傷や汚れが増えて帰ってくるし、コーティングを勧められるままにやってもらった折に、とても受け入れられないレベルの仕上がりだったりしたためもう縁を切らせてもらおうと一度は心に決めたのだが、所長さんはなんだかいい味出しているし、営業の青年はきちんとした仕事をしてくれるし、アドヴァイザーさんは話が通じるし、信頼できる人は複数いるので、最後にもう一度、ダメもとで、真剣にお願いしてみた結果だ。また、整備の質がいまいちである原因が明らかとなったということもある。メカさんたちが忙しすぎるのだ。私の住んでいるあたりにはどうも沢山お金持ちが住んでいるらしく、新車は言うに及ばず、程度の良い中古車などもほぼすべて売り切れるほどで、販売や整備等々でディーラーはてんてこ舞いということらしい。Covid19の問題が電車から車通勤に変える人を増やし、この傾向に拍車をかける結果となり、平日のディーラーにはいろいろなBMWがごった返してぎちぎちになっているらしい。また、営業成績に関してBMW本社からの締め付けも厳しいと聞いているし、ちょっと前に強引なやり方が話題になったことは記憶に新しい。あれは日本側からの反撃ののろしのようなものなのだろうか。

クラッチの問題は多発している事、BMW本社もそのことを認識しており、他国ではユーザーから申し出があった場合には無償で直してくれること、などを担当のアドバイザーさんにストレートに伝え、また、クルマを預けるたびに傷が増えて帰ってくるので、整備の質を改善してほしい旨こちらも恥ずかしかったが正直に伝えた。このころまでには、クラッチの無償修理はユーザーが全ての整備をBMWで受けていれば走行距離などうるさいことは言われないこと、対応部品が出されている事なども情報として持っていた。また、ディーラーの対応が思わしくなければすぐにでもBMWをおりよう、と腹は決まっていた。Mazda2に乗りつつ、Roadstarに乗り換えることまで具体的に計画した。詳細は省くが、ものすごーーーく時間がかかったのちに、私のクルマのクラッチは完璧と思われる状態に修理、整備され、クルマは購入して初めて満足できるレベルに磨き上げられて納車された。夢かと思った。つまりディーラーに力がなかったわけではなく、忙しすぎたということなのだろう。労務管理の問題なのかHQからのプレッシャーのせいなのか私の立場では本当のところはわからないが。ともあれ、ディーラーにもろもろ迷惑をかけて本当に申し訳なかったが、おかげさまでその後は“これぞBMW”といった重厚で正確な走りを楽しむことができている。ありがたいことだ。万人向けとは思わないが、BMWはいまでもいいクルマを作っていると思う。世の中の情勢は勝手に動いていくのでいつまでガソリン車に乗れるかわからないが、いけるところまでこのクルマと生活を共にしたいと願っている。今のところ、自分にとってこれ以上のクルマはない。

途中経過もまた書いてみようと思う。

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徒然F30 2021/8-3 Double rainbows [クルマ]

徒然F30 2021/8-3 Double rainbows

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通勤途上できれいな虹を見た。きれいに180度空をかけるようにかかっていた。それはいいのだが、そいつと並行してもう一本の虹がかかっているではないか。スマホで撮ってみたのであとでUpしてみるつもりだが(Upした!)、あの浮世離れした不思議な感じを表現できるかどうか。

なにかいいことあるかも、と、口笛を吹きつつF30で職場に向かったところ、今度は違う方向にまた太い虹が。これはもうおかしいとしか言いようがない。そのあともう一本これまでとは違う虹を目にしたときは、なんだか不吉な予感がした。不適切な言動を繰り返す我々の国の為政者たちのために、人がたくさん死ぬのかな、と直感して一人で怖くなった。なんかおかしいよこれは。

調べてみたら、“願い事をかければ叶う”らしい。しまった!なにも願掛けしなかったよオレ。

COVID19退散をお願いするべきだった。

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徒然F30 2021/8-4   クルマは絶好調 [クルマ]

徒然F30 2021/8-4   クルマは絶好調


自分としては一切の妥協がない選択なので、このクルマのすべてを気に入っている。なので朝晩の通勤が本当に楽しい。すべての操作系が重く、ドライブにきちんと向き合うことを要求されるので、最近は運転中に音楽を聴くことが全くなくなった。それでも十分に楽しい時間を過ごさせてもらっている。今回大掛かりな整備をしてくれたディーラーに感謝したい。

このクルマが“灰になるまで”付き合いたいと思っているのだが、丈夫なクルマなので、その頃には自分自身も“灰になる”ことだろう。これ以外に本気で欲しいと思うクルマはSuzukiのSuper Carry、Jimny Sierra、それからMazda Roadstarなのだが、私も歳だし、我々のお国はガソリン車を排除する方向に動いているように思われるので、果たさずにこの世を去ることになるのだろう。ちょっと寂しいな。

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Olympics [雑文]

Olympics


オリンピアンは特別な能力をもった人たちなので、当然、尊敬されるべき存在なのだと思う。生きていくのにはお金が必要だから、いろいろあるのだろうけれど、なんだか色物扱いされるようなマスコミには出てほしくないな。やはりスポーツ関係の業界~団体が彼らを守るべきなのではないか。競技人生を終えた後のことも同様だ。そういったことを当然のこととして考える、成熟した大人たちが業界に足りないのかもしれない。オリンピアンの方々がサポートを必要とするかどうかは彼ら自身の選択になるわけだが、選択肢はあったほうがいい。

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法華経寺 2021_8_29 [雑文]

法華経寺 2021_8_29

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たーくさん歩いて法華経寺にお参りに。やっぱりこけらぶきではなくトタンのようなもので屋根のメンテをしておられるようだ。個人的にはこれはかなり悲しいがお寺にだっていろいろとご事情が、、、。


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ぶつぶつ言っていると、英国人の父、日本人の妻のご夫婦が露座の大仏様の前で泣き叫ぶ子供をなだめている。父いわく、“これはSacred statue of Buddaダヨー、怖くないヨー”とのこと。そんなこと言っても怖いものは怖いんだろう、子供はその後も脱腸になりそうなものすごい激しさで泣き叫んでいた。奈良や鎌倉の大仏さまと比べるのも失礼というものだが、祖師堂のはす向かいにちょこんといった風情で座っておられるのは、ちょっと小ぶりな露座の大仏様だ。そうは言っても法華経寺もあの立正安国論を保存しているほどの由緒ある日蓮宗のお寺さんなのだ。私には十分にありがたい祖師堂と大仏様なのだった。

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