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2023/03/12   その後のSea Monkeys [Sea Monkeys]

2023/03/12   その後のSea Monkeys



5人とも頑張っている。もう5匹ではなく5人であり、名前を付けそうな勢いだ。それが彼らにとっていいことかどうかわからないが、本日LEDのライトを調達して追加してみた。SMの走光性は通常数週間で失われるというが、うちにいるSalt Lake産のMonkeysは大きくなっても光が大好きだ。日光をあてるのが最善と思われるのだが、私の居住環境ではそれが難しいのでせめてLEDを、というわけだ。鑑賞上も楽しくなるし、一挙両得になるといいのだが。頑張れMonkeys、と地味に声援を送ったりする。今日も肉眼での観察によれば卵は孵っていないようだ、残念だ。

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2023/03/18   秋葉原 匠 [日本蕎麦]

2023/03/18   秋葉原 匠   百十郎
                ざる       1810エン



IMG_20230318_133700.jpg

















いまはコロナのリスクが低いかな?と判断して久しぶりのお蕎麦やさん参りだ。たのしみたのしみ。秋葉原に雑用があったので気になっていたこちらに足を運んだ。暖簾をくぐるとカウンター席に案内された。ちょっと自閉症になりそうな感じだったので、背筋を伸ばして気合を入れてお蕎麦を楽しむことにした。もう昼の部はおしまいなんだし、客はまばらなのでボックス席を使わせてくれればいいのに。しかしまあそんなことはいいだろう。蕎麦食いに来たんだから蕎麦が良ければいいのだ。いつものように初めてなのでざるの大盛りをお願いしたのだが、“そういうのはやってません”と花番さん。この方は正直かなりあたりがきつい。慣れればいいのだろうが初めてなのであまり良い印象は受けなかった、残念。しかし本当に久しぶりの小さな蕎麦旅なので、すぐに機嫌を直して注文を通した。普通のざるとおそらくハウスワインのような扱いの百十郎というお酒だ。

ほどなくお酒が供されたのが、酒器はゴブレットと言ってもよいような大ぶりのガラスのコップであり、掌でお酒を温めるとほのかな薫りが楽しめるのでこれは気に入った。清潔感があっていいよね、ガラスのコップは。このお酒は純米とのことだがいい感じの純吟香。口当たりも味わいもいいのだが、コクがなくあと味さっぱり、すぱりと切れてのどの奥に消えていく。なるほど面白い、こういうのを選ぶお店なのね、うん。待つことしばし、供されたお蕎麦はざるにこんもり。ざるを逆にしてほんの少量を供すタイプかと思って血圧が上がりそうになったが、落ち着いてよく見ると、ざるは大きめで平らにしつらえられており、食事と言ってよいほどのお蕎麦の量で一安心。たくさん食べたいからね、できれば。しげしげ眺めてみると、エッジが立った細めのお蕎麦で、田舎ではないので星は飛んでいない。おそらく氷水で〆てあるため、ふわりとした例の甘くて深い穀物の薫りは伝わってこない。温度が上がればいいのかな?しかし待てるはずもなくすぐさま手繰ってみると、上質さを感じさせる味わい、歯ごたえ、喉越しだが、薫りは弱めで余韻は極めて短い。お酒の百十郎と同じようだ、おもしろい。そばつゆは甘さ控えめで辛みが勝った、コクは控えめであと味が弱めのしつらえになっている。さらしネギは当然あっさり、しかしそれでもネギらしい力づよさを残している。おろしたてにちかいワサビは、鮮烈な印象をあたえる。上手に調理してあるなあ。

ともかく久しぶりのお蕎麦だ。すぐに蕎麦時間に没入してあっという間に手繰り終わってしまった。全体として上質、さっぱり、あと味さわやかであった。鉄瓶にいれて供された蕎麦湯は、そば粉を熱湯、もしくは茹で湯で溶いたものとおもわれるが、温め方が足りなかったようで粉っぽく、ちょっと残念な感じだった。あと、すごい店名つけたねえ、ということと、あまり松翁は感じなかったなあ、ということは書いておこうかな。あ、100銘店2022なの、なるほど納得だ、うん。

久しぶりの自分にとって新しいお蕎麦屋さんの訪問であり、好みはともかくとして上質なお蕎麦を楽しむことができてたいへん幸せだった。あたりがきつめの花番さんは、おそらく通いつめれば微笑んでくださるタイプなのではないだろうか?チャンスがあればまた伺いたいと思った。近くに多数の若者たちが列を作って並んでいたのだが、あれは何だったんだろうか?宗教?異常な雰囲気を醸し出していたなあ、ヲタク系ではなさそうだった。調べてみると、どうも人気のあるラーメン屋さんが近くにあるらしい、面白いなあ。また行ってみよう。秋葉原は結構奥が深いのかも。次は眠庵に行ってみたいなあ。

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2023/03/19   ストラトってすごい [音楽]

2023/03/19   ストラトってすごい



腰痛に苦しみながらクラギを弾き、フルアコを弾き、もちろん楽しい時間を過ごしているのだが、腰に対する負担がハンパない。最近まであまり気にしていなかったのだが、交通事故の後から腰の重さ、しびれ、痛みなどが気になるようになってきた。なので、長時間楽器を弾くときは、できるだけ腰をまっすぐに保つように心がけているのだが、クラギでは補助具のようなものをさんざん試してみたが、これはほとんど不可能だ。それで以前にも書いたがフルアコにストラップボタンを増設して座って弾けるようにしてみたのだが、どうもしっくりこない、違和感が消えない。体を慣らそうと暇さえあれば楽器を長時間肩からブル下げてみているのだが、なかなか馴染んでこないのだ。膝の上に置いてPlayすれば何の問題もないのだが、そうすると今度は腰が悲鳴を上げてしまう。何とかならないものか?

それで昨晩、久し振りにStratを手にしてみたのだが、ストラップでブル下げただけでぴたりとポジションが決まる。Teleのように肘が痛むこともないし、シールドが邪魔になることもない。ワイアレスの送信機を装着すれば、ほとんどストレスフリーで楽器を扱うことができるので、心から音楽そのものに没頭することができる。やっぱりMajorityに選ばれるだけのことはある楽器、Stratは知れば知るほど素晴らしい。暖かい季節になって腰の調子が上がるまでは、Stratに戻ったほうが無難そうだ。Stratすごい。みなおした。

私はテレに育ててもらったため、いまでもかなり素晴らしいテレを複数持っているのだが、ワイアレスは膝にぶつかって使えない。テレのあるあるで、普通のプラグやワイアレスの送信機を使うと、ぶつけてジャックのあたりを壊してしまいで怖い。なのでL字型のプラグが付いたFender純正の結構高価なシールドを買ってもっているのだが、なぜかノイズがのってとても使い物にならない。運が悪いのかシールドに嫌われているのか。普通のストレートのプラグが付いたシールドなら何の問題もないのだが、、。結局テレは椅子に座って弾くようにはできていないのでしかたがないのだろう、とあきらめつつある。大好きなテレではあるが、もろもろ気を遣わないと気軽に自宅で使えないのは困ったものだ。まあ立奏するのには問題がないが、家で弾く時間も大切にしたいではないか。何のかんの行ってもやっぱりストラトは偉大だ。話は飛んでしまうが、最近気になっているNir Felderというギタリストは、MIMのストラトをSamAshで買って、それを今でもメインに使い続けているというではないか。あの形をそれなりの材料でそこそこの精度でくみ上げれば、どうやってもきちんとしたストラトの音になるということだろう。ストラト一本買えば、一生音楽を楽しめるのではないか?やっぱりテレより175より汎用性があり、耐久性も高い楽器ということになるのだろう。コスパで楽器を選ぶことはないが、それでも最高のコスパだね、ストラトは、と言わざるを得ない。やっぱりLeoは天才だ、ということでこのお話をしめたい。おそまつ。
タグ:stratocaster
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2023/03/19   大森 そば吟 [日本蕎麦]

2023/03/19   大森 そば吟   鳳凰美田        500エン
                 天青     500エン
                 そば切り       780エン



IMG_20230319_141835.jpg

















機会に恵まれて連日のお蕎麦屋さん巡りだ。なんて幸せなんだ今週は。たまたま大森にご縁ができたので、今後はこの辺りを開拓してみたい。実に楽しみだ。この地域の超有名店には何度も足を運んでいるので、それ以外のお店に焦点を絞ってしばらく楽しませてもらおうと思っている。駅を出てすぐのところにお店があった。店内は若い人たちでほぼいっぱいだが、みんな静かに食事を楽しんでいるようだ。蕎麦屋というよりは飲み屋という印象を受けたのはちょっと残念かな?また、あまりくつろげない席に案内されたのは残念だったが初めてなので文句はない。悠々と呑みながら大森のお蕎麦を楽しむことにしようか。

大ざる蕎麦というのが売りのようだが、初めてなので普通にそば切りをお願いした。ランチなので混ぜご飯が付くというがそれは丁寧にお断り、なぜならそば切りを追加しようと考えていたからだ。しかし注文は通っておらずなぜか混ぜご飯が、、、ダメだなあこれじゃあ。オレはそばを食いたいんだよ蕎麦を。混ぜご飯とかいらないんだよ、今日は。頼むよホント、日本語きっちりわかってくれよ。事前に情報は集めていなかったのだが、Jazzを流す蕎麦居酒屋さんで、チェーン店らしいのだがそうなのか?私としてはお店の経営形態などは全く気にならない。居心地のいいお店でいいお酒といいお蕎麦が適価で楽しめればそれでいいのだ。私にとってお蕎麦屋さんは本当にありがたい存在なのだから。

まずとにかくお酒をお願いしてみた。銘柄によらずグラスに五勺で500エンという設定なので、よく知っている銘柄をお願いして保存状態などチェックしてみたのだが悪くない。(最近呑んでないけれど)いつものお酒がいつも通りの味わいで供されたので、おそらく回転は悪くないのだと思う。ある程度は仕方がないことなのかもしれないが、グラスがあまりきれいに洗われていないので気になって芯から落ち着いてお酒を楽しめなかったのは残念であった。花番さんの感じもあまりよろしくないかな、、、。これも非常に残念。楽しくないのなら接客じゃなくって他の仕事をすればいいのに。当日はアジア系の若い女性が花番さんをサポートしていたのだが、この人は言葉は怪しいものの、客をサーブする基本ができていてのでむしろ安心できた。言葉じゃなくって心意気なんだよ。そこんとこよろしくお願いしたい。儲けが大事なので蕎麦よりも居酒屋の方に軸足を置いています、そこんとこよろしくね、というのであれば仕方がないがどうなんだろうか。

それでもこちらのお蕎麦は評価に値すると思う。機械うち機械切りで、僅かに星が舞っている。切り口はシャープでエッジが立っており、断面は穀物らしい雰囲気をたたえて凸凹している。薫りはさほど立たないがきちんとした蕎麦、調理であり、味わい、歯ごたえ、のど越しともに値段を考えると十分に及第点だ。そばつゆは甘辛のバランスよく、だしもきちんとそばつゆの基礎を下から控えめに支えている感じで、そのままつまみにできるレベルの仕上がりだった。化調がはいっているかどうかとか、私はあまり気にしない。これで十分きちんとした、まっとうな蕎麦つゆだと思う。薬味のさらしネギも、新鮮な印象のワサビも大変結構で、お酒の友としていい仕事をしてくれた。

お値段を考えると何の文句もないのだが、お蕎麦屋さんであろうとするならば、食器と店内をもう少しビシッときれいにしてほしいと個人的には強く希望したい。ファミレスみたいにスプレーをしてクロスでふき取れば卓上がきれいになるというのは日本人的には誤りだ。毎日力を込めて水拭きすることを繰り返せば、まあ机がきちんとした品でさえあればだが、そこはかとなく清潔感が出てくるはずだ。そういうのがいいんだよ。お金のかけかたじゃなくって気持ちの持ちようなんだよ。お店の床にしても、食器にしても同じだ。オレたちは日本人なんだから、そんなこと言わなくってもわかってくれよ、といいたくなるのはもう、自分が年を取った、もしくは年を取りすぎたせいなのだろう。酒を飲みに来た若者だけを相手にしたいのであればそれもいいだろう。けれど、私のような苔むした蕎麦食いとも、もうすこし仲良くしてほしいものだ。よろしくお願いしたい。

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2023/03/23   千葉県のお蕎麦屋さんなど [日本蕎麦]

2023/03/23   千葉県のお蕎麦屋さんなど



私は神奈川のヒトなのだが、このところ千葉や東京で過ごす時間が長い。なので、都心の蕎麦屋はもちろん気になるが、職場やゆかりの深い?千葉県の蕎麦屋事情などについても書いてみたい。

本八幡   意外だがいい蕎麦屋さんが複数ある。

三鴨庵 誰でも知っているような有名店があった場所に出店している。新しくなってから足を運んだことはないが、以前にあった銘店では、靴を脱ぐ設定になっていたので数回伺ったのみ。靴を脱ぐのは苦手なのだ。新しいお店はどうだろうか?

瀧森  有名店で修業されたというご主人が、アニメ声の花番さん、つまりおかみさんとお二人で切り盛りしておられる。お酒の種類はわずかだが、奇をてらわないまっとうなお蕎麦屋さんで個人的なお気に入りだ。なぜかたまたまゲイの方とご一緒することが多かったが、丁寧においしそうに食事をしておられたのが印象的だった。コロナ禍の影響と思われるが、最近は営業時間を絞っておられるようで何度かふられており、最近ここのお蕎麦を楽しませていただいたことはない。

玄庵 ながせ 脱サラをして転職されたというご主人が、やはり奥様と一緒に切り盛りしておられる。そばつゆを家庭で使われるようなタッパーに小分けして冷蔵庫で保存しているのが印象的だった。一言でいうと丁寧なお蕎麦、という印象。かなり奥まったところにあるのだが、これまでに伺ったわずかな機会には、なぜか騒ぎまわる子供が当然のように走り回っており、お蕎麦が心から楽しめずに閉口した。蕎麦屋に子供をつれてきて、周囲に全く気を遣わない両親に冷たい視線を注いでおいた。子育てが大変なのはわかる。蕎麦屋で呑んで楽しみたいのもわかる。しかしお店や客に迷惑をかけていいわけではないはず。

藪から坊  高速道路のICに近い、クルマでないとたどり着けないようなロケーションのお蕎麦屋さん。カウンター以外に小さな個室が複数ある、なんというか本格的正統派のお蕎麦屋さんだった。蕎麦が切れたら終わりだよ、店で蕎麦をうったりする暇はないんだよ、という高飛車な雰囲気を漂わせていたが、それでもこれまで何度か寄らせていただき、充実した時間を過ごさせていただいた。惜しくも閉店してしまったようだ。小さいけれど和風のお庭がしつらえてあったのが良かったなあ。

草庵 駅前の線路沿いにもう一軒、有名ではないが印象的なお蕎麦屋さんがあった。平皿で供される本格的な蕎麦が楽しめる大変結構な隠れた銘店的なお店だったのだが、こちらも惜しくも閉店してしまったようだ。食後に和風のデザートをサービスしてくださったことがいい思い出だ。後継者がおられないといったお話だったように記憶してる。

数日前にながせ、瀧森に振られてしまったので、もう本八幡はいいことにして、次は市川の蕎麦屋にしようか。



市川   古い街なのでいいお蕎麦屋さんがたくさんありそうだが、意外と蕎麦リソースには恵まれていない。みんな蕎麦食わないの?そうなの?私はそんなところには住めないかな、、、。

安田 駅前のマンションの一階にある、この辺りではおそらく最もレベルの高いお蕎麦屋さん。一人で行くと必ずカウンターに座らされてしまうため、落ち着かないことはなはだしい。蕎麦の質は都内の店に十分匹敵するが、酒の種類と質が弱いこと、店が狭いこと、それから換気システムが古いためか、店中に油が充満してしまい、嗅覚が過敏な私はとても長居できず、けっきょくあまり足を運ぶことができていない。飲み屋として使うお客さんが多いのも私的には玉に瑕だ。現在改装中とのことなので、換気の問題が解決されることを期待している。

三久庵  この辺りでは古くからやっている”街の”お蕎麦屋さんであり、おそらく今でも出前に対応している。店をいったんつぶしたようで、知らない間にビルが建って、その一階にお店を開いておられるようだ。知る限り家族経営であり、もろもろ大変結構、と思うのだが、蕎麦の質がいまいちであること、酒に力を入れていないこと、また、トイレの場所が不適切で、食事中に机の場所によっては不愉快な思いをすることがあることが課題だ。まあ私は嗅覚が、、、この話はまあいいことにしようか。お酒の保存など、多少の問題はあるが、全体に清潔感があるのは大変結構だ。

鴨や天童 開店したてのころ、たまたまこちらに行ったことがあるのだが、大変結構なお店であり、腕っぷしの強い大将、といいたくなるご主人が、お母さん?と思われる初老の女性と二人で切り盛りしておられた。店内には清潔感が漂っており、お蕎麦の質と言い、スタッフの好印象と言い、また足を運びたいと思わせるに十分なお店だった。お店の近くに大きな団地があるので、つぶれるようなことはないだろうと足を運ばないでいるうちに、どうも飲み屋さんメインの営業になってしまったようで、最近、、、といってもずいぶん前になるが、、、お店に入った瞬間に飲み屋さんの油っぽいにおいが。それ以来数年足を運んでいないが、蕎麦の質は落ちていないといういい噂を聞いている。

あ、そうだ、何度か伺ったことのある、駅からものすごく遠い、山の中腹?にある ソバイスバいさと は閉店してしまったようだ。知る人ぞ知るまごうことなき銘店であり、遠方からお金持ちそうな人とかそばを淫してしまったような変わった人たちが食べに来ていた。酒も蕎麦も、試したことはないが一品料理も大変結構だった。閉店が惜しまれる銘店だ。

以上が私の知っている、蕎麦のレベルがある程度以上高い市川の蕎麦屋なのだが、上記以外にもおそらく私の知らないお店はあるのだろうと思われる。だれか教えてくださるとありがたい。

本日は、珍しくお休みを取ったので、市川のお隣の都内の小さな町、小岩で評判がいいお店を訪ねてみるつもりだ。



タグ:日本蕎麦
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市川 安田 [日本蕎麦]

2月5日
市川 安田 ざる 大もり 900円
Yasuda.jpg
数年前、古いマンションの一階にこのお店ができたことは認識していた。お店を外からのぞくと、壁がぼこぼこと岩を模したコンクリであることが気になって、清潔感を感じて好ましく思ってはいたが、なんとなく近づかないでいた。仕事を早く終わらせて他店を目指したのだが、ふられてしまったのでこのお店で食事をすることにした。

足を踏み入れてみると、テーブル4-5個とカウンタ。一人の客は当然のようにカウンタを勧められる。床はなんだか昔懐かしい、コンクリに黒くて丸い、つやつやとした石を敷き詰めたもの。親戚の家の玄関にいるみたいだ。椅子の落ち着きは悪いが見栄えはよい。椅子につくとすぐに、美味しいそば茶がサーブされた。

ざるの大もりをお願いし、待つこと数分。蕎麦をゆで、氷水でしめ、”ばしばし”とざるをたたきつけながら水を切る。誠実に調理しておられる様子。塗りのお盆で横長のせいろにのせて適量の蕎麦が供された。一見してやや太目の更科蕎麦にみえる。色は薄めで均一。”星”のような粒は当然入っていない。なぜかどっしりした印象をあたえる蕎麦。かほりは遠慮がち。何もつけずに少々食べてみる。角はしっかりと立っており、噛み応えがある。しかしもそもそすることなくのどを滑ってゆく。飲み込むよりは噛み応えを楽しみながら食べるのが良いようだ。つゆはやや甘め、といっても神田まつやほどではない。澄んだかつお系の出汁とともにマイルドな醤油の味わい。万人に好かれるタイプのつゆだ。つゆのかほりもマイルド。蕎麦と比べると僅かに弱いかも。蕎麦につゆを大目に絡ませるといいバランスだ。蕎麦をつゆにどっぷりとつけるのはなんだか格好悪いけれど。薬味の葱は水にさらしてあるが、気が抜けたりはしていない。山葵は粉?上質なものをごく小さな”玉”にして葱に添えてある。つるつるもぐもぐとすぐに食べ終えてしまったので、私にしては珍しくもう一枚追加注文した。これも手際よく調理、数分で供された。2枚目になっても蕎麦やつゆの味の印象が変わるようなことはなく、これもあっという間に食べ終わってしまった。おそらく蕎麦粉を濃い目に水で溶いて沸かしたと思われる蕎麦湯を全て飲んで、結構満足して店を後にした。

良い;バランスの良い蕎麦、つゆ、薬味。お店が全体として清潔感を保っていることは大変好ましい。
もっと良くなる;ご商売なので、お酒中心のメニュー展開となるのは仕方がないが、もう少しだけ蕎麦にウエイトを移して頂けるとありがたいです。
また行く?;Yes たびたび通ってもあきがこないのではないか。
総括;千葉県のベッドタウン市川駅前にある比較的新しいお蕎麦やさん。やや地味だが清潔な店内で、誠実に調理しておられる。都内と変わらないレベルの値段が気にならなければ良いお店だと思う。蕎麦好きの近隣の住民には便利なお店。



2015年4月某日 せいろ 大もり 900円
久しぶりに再訪。安田の近くにあるウズマサに行くことを考えたのだが、通りに人が並んでいる。私はお店に並んで食事をするのが嫌なのだ。待つのはあまり楽しくない。それで久しぶりに安田に伺った。オヤジはラーメンよりも蕎麦だぜ、というのもあるけれど。せいろのおおもりをお願いすると、お昼時であるにも関わらず、手際よく数分で供された。全てが数年前と同じ印象。お店自体も回転して数年たっているように思うのだが、まだまだ古びてはいない。清潔感が保たれていて好印象だ。頑張っておられるようだ。お蕎麦も薬味も蕎麦つゆも、記憶している限り前回と一緒だ。安心の美味しさというか。

1つだけ残念だったのは、氷水でお蕎麦を〆ているのはとてもいいのだが、本日がまさにそうであったように水温や気温が低い時にこれをやると、お蕎麦のかそけき薫りが飛んでしまうのだ。状況に合わせてお願いしたいと思った。それ以外は満点で、蕎麦茶と蕎麦湯を全て飲み干して、ちょっとだけ揚げ物くさくなったけれど、けっこう満足してお店を後にした。ごちそうさまでした。

いつも思うのだが、お蕎麦というのは有名店でも田舎の家庭的なお店でも、値段がほぼ同じだ。数百円。それならいっそ有名店で、とも思うのだが、気軽に立ち寄ることのできる身近なお店を大切にすることは重要だ。などと考えながら、お蕎麦と共に一日が暮れてゆくのであった。

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2023/03/2   2023 COLLECTION MADE IN JAPAN HERITAGE 60S STRATOCASTER [音楽]

2023/03/2   2023 COLLECTION MADE IN JAPAN HERITAGE 60S STRATOCASTER



全力で働ききって倒れるように睡眠。未明に覚醒、PCに火を入れたらとんでもないものを見つけてしまった。

やばい、Thick Cネックの私の理想そのものの楽器がFender MIJから売りに出ているのだ。
だからってどうするわけではないけれど、気になって仕方がない。しかしもういいかげんにしないと。調べるまでもないが、こいつもまたダイナ製の楽器に決まっている。Sonic BlueとCandy Apple Redっていう設定は素晴らしい。攻めているなあ。赤は売れるだろうが、青は売れ残るだろうなあ。とにかく気になって仕方がない。20万円捨てる気になって、、、いやいや、さすがにもう、、、。

以下自粛。



その後の愚かな発見:
あ、よく確認したら自分が好きなNeck ProfileはLarge CであってThick Cとは少しだけ、実際はかなり違うようだ。大丈夫だ、これならこいつを買わなくて済む。よかったよかった。30分ほどドキドキして過ごしてしまった。
タグ:stratocaster
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2023/03/29   椅子は大事 [音楽]

2023/03/29   椅子は大事



腰を痛めてからいろいろと苦労している。なので、楽器を膝の上に置かずにストラップを使うようにしている。腰椎をまっすぐにするためだ。クラギは長時間は厳しいし、フルアコもちょっと辛いことがある。お先真っ暗だ。ということで体が楽なストラトばかり弾いているのだが、大事なことに気が付いた。クラギ関係のサイトを覗いていたところ、椅子を下げれば腰が楽になるというではないか。本当か?そのサイトのWeb masterはチェロ用の椅子を勧めているようで、チェックしてみると椅子の高さは調節式となっており、35センチから40数センチ程度の幅で上下できるようになっている。35センチはかなり低いな。私がここ数年演奏用に使っている椅子は、実はピアノ用の椅子の足を自分で切ったものであり、ずいぶん低くして使っているつもりだったのだが測定してみるとなんと41センチもある。ほいじゃあ自分の椅子も低くしてみるか?ということで5センチほど切ってみたら驚くほど世界が変わった。足を床につけると膝の位置が少なくとも5センチ上がるため、膝の上に楽器を置いて演奏する際に負担がずいぶん減っているようなのだ。これならまたクラギを弾けるかも?フルアコもやっぱりストラップを使った方が楽ではあるが、結構無理なく弾ける感じ。ストラトは言うまでもないが、うまくやればテレも腰に無理をかけずに弾けるかも、、、!なるほど、ギターレストとかダイナレットとかの小細工はやめて、基本的な部分を見直すべきだったのか。人生全般に通じるお話しだ。

大切なことはすべて音楽が教えてくれる、と考えている私なのだが、今回もまた、音楽が教えてくれた。小細工はやめて正面から勝負しろということだろう。はいわかりました。それにしてももうすこし音楽に時間と労力を割くことができるといいなあ。

タグ:椅子
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2023/03/29   定点観測 [雑文]

2023/03/29   定点観測



Sakura.jpg












今日は堤防の反対側の桜をあげてみることにした。しかし日本人で桜が嫌いなヒトっているんだろうか?おそらくいないんじゃないだろうか?私ももちろん桜が大好きだ。幸いにして今日は予定していた距離を走り切ることができた。しかし体ができあがりつつあるような気は全くしていない。年には勝てないということなんだろう。それでも心肺機能に負荷をかけることを楽しめるようになってきたので、しばらくはこれを続けようと思う。さて、走った後はビールを自分に許してもいいものだろうか?もう日本酒とはお別れする時期が来ているようなのでビールだ。かっこよく飲めなくなってきたのだ。若かりし頃に、もっと真剣に日本酒と向き合っておけばよかった、と、後悔はいつでも後に立つものだ。しかたがない、このまま前に進もうか。
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2023/03/30   徒然F30 [クルマ]

2023/03/30   徒然F30



気温が上がってClutch のJudderは収まってきた。クルマの問題なのに季節ものというところが笑わせるが実際ほんとにシャレにならない。なんとかしてもらないと。冬が温かい国ではこの問題は起きないというのは、だから本当なのだろう。

本日通勤時、クルマを降りると、ドアのところにジッパーによると思われる傷が。おそらく家人だろう。だからジッパーがたくさんついたカバンはよせと言っているのに、、、。まあ身内のすることなので仕方がない、アクサセリだと思って次のコーティングまではこのまま愛でることにしようか。

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