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2022/4/16   Heritage H575Custom [音楽]

2022/4/16   Heritage H575Custom



素晴らしいフルアコを持っているのだが、こいつの扱いがなかなか難しい。いわゆるJazzギターなので、フラットワウンドの弦を張ってみるのだが、仕方がないことなのだが、マイルドでシルキーなトーンが得られる代償としてしなやかさというものに乏しく、私の指にはなかなか厳しくなじんでくれない。つまり弾きにくい弦なのだ。細いものを探して張ってはみるのだが、指にまつわりつくような感じがなく、どこかよそよそしい印象でなかなか仲良くなれない。そういえば、購入時に張ってあった弦もラウンドワウンドで、けっこう暴れ気味の固く高音が強調されたようなサウンドだった。Heritageに直接尋ねてみると、独自に採用したゲージを張ってあるとのこと。製造メーカーは教えていただけなかったがまあそんなものだろう。この楽器のネックは丈夫なことで有名らしく、太いゲージを張ってもびくともしない。しかし私の指はあまり強くないため、太くてもかまわないけれど、テンションがあまりつよくない、しなやかな弦を張りたいと思う。ネック自体は古いギブソンをほうふつとさせるもので、マホガニーワンピースだが確かに強度は高い。私の体に合うようで気に入っている。

有名どころではMethenyが使っているというダダリオの弦があるのでそいつを暫く使ってみたのだがどうにもしっくりこない。ジャズギタリストに人気があるという少し太めの、やはりダダリオの弦を張ると、音はいいのだが指にたする負担が大きくて長時間弾き続けることが苦痛だ。米国時代にお店のオーナーの勧めに従ってものすごく高い弦を張ってみたこともあるがやはりだめだった。ネックやブリッジをいろいろと調節してテンションを指に合わせてみたが、どうもしっくりこない、納得がいかない。それで情報を集めた結果、コーティングされたラウンドワウンド弦を試すことにした。エリクサーのナノウェブとかいう弦で、Jazzにも使えるような音がするのだという。ほんとうか?あるギタリストの書いた教本を使っているため、その人の勧めに従ってコーティングされた弦を買ってみた。はり立ては結構キンキンする。しかし数週間弾いていると弦がなじんできて、確かにJazzに使えそうな音になってきた。しかもこの弦は指にやさしく、コーティングされているので長持ちするというではないか。指触りはぬるりとしており気持ち悪いが、これはなれの問題だろう。値段はちょっと高めだけれど、長く使えるのであれば十分にペイすると思われた。それでも当初は納得がいかず、ダダリオの細いフラットワウンドと何度も行ったり来たりして弾き比べたりした。最終的にはネックを調整して少しだけロッドを緩め、木の音が強調されるようなセッティングにして、ブリッジを少しだけ高く上げてラウンドワウンドの振動を許容する弦高とした。これでなんとか許容範囲に収まり、長時間弾き続けても大丈夫な楽器になってくれた。やれやれ、大変な道のりだった。

というわけで、しばらくはHeritageのフルアコをメインに弾いていきたいと思っている私なのだった。やっぱりアンプなしでもある程度の音が楽しめる楽器がいいな、オレは。できれば一本の楽器だけで完結したい。

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2022/4/15   徒然F30   赤信号 [クルマ]

2022/4/15   徒然F30   赤信号


早朝の幹線道路、危なっかしい感じの走りで黒いホンダのミニバンが私のクルマを抜いていく。結構なスピードだ。この先は赤信号、抜いていっても意味はないのに、、、え?このヒトスピードをゆるめないよ。待て待て、この先は赤だよ。やめろやめろやめろやばいやばいやばい!私の目の前で黒いホンダは十字路に突っ込んでいった。信号無視だ。わーーー、と叫ぶ私は手に汗にぎって事の推移を見守った、、、のだが、、、魔法のように目の前をよぎるクルマは一台もおらず、ホンダは無傷で道路を渡っていった。運がいいやつだ。朝方とか、夜中とか、お休みの日とか、路上にはこんな風にやばい人が結構いるので気が抜けない。くわばらクワバラ。

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