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2022/ 4/13  キリンラガー [麦酒]

2022/ 4/13  キリンラガー



かつてはビールといえばキリンのラガーであり、大瓶のビールはお父さんの晩酌の主役だった。最近はおそらくアサヒのスーパードライがその地位を占めているのだろう、ひょっとすると発泡酒なのかもしれないが。ともあれ、お酒を減らそうと頑張っている私は、心から愛する日本酒を涙をにじませながら減らそうとしてビールに手を出したわけだ。日本酒呑むとその日が終わってしまうからだ。そういうわけなので、ビールは軽くて癖が少ない一番搾りと決めているのだが、なぜか手元がくるってキリンラガーを買ってしまった。仕方がないので真剣に味わってみることにした。記憶の中のキリンラガーは、苦みが勝った堂々とした重めのビールであり、さわやかさとか酸味とかはあまり感じさせないものだったと思う。当時の私にとってはあの味こそがビールだった。あれはあれで好きだったなあ、うん。しかるに現在のラガーは、さわやかさを増し、酸味が前に出ており、にがみはあまり感じさせない。ビールらしい“あの香り”もずいぶん奥ゆかしくなってしまっており、ガツンとした舌ざわり、グイグイくる飲みごたえを感じさせない。万人向けに味を変えてしまったんだろうなあ、というのが私の感想だ。うーん、、、なんというか、、、昔のあの味の方がよかったんじゃない?売れるかどうかはわからないけれど。おそらくキリンが頑張って消費者の好みなんかを調査しまくって、苦労してたどりついたのがこの味なんだろう。それはもちろんわかっているし、お酒としての質は高いんだと思う。私には合わないというだけの話だ。私は旧世代に属する人間なんだなあ、ということをまた自覚した瞬間だった。今風の味は私にはあわないんだなあ、、。日本酒に関しては今風がいいんだけどね。ともあれ、すごく久しぶりにのんだキリンラガー、興味深い体験だった。やっぱり一番搾りの方がいいかな? 

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楯野川 中取り純米大吟醸 美山錦 720ml 山形 楯の川酒造 1,705エン [日本酒]

楯野川 中取り純米大吟醸 美山錦 720ml 山形 楯の川酒造 1,705エン



全量純米大吟醸を造る、楯の川酒造の定番商品、ということで、久しぶりに楯野川をサンプルしてみた。純米大吟醸で1700エンって安すぎないか?多分お米が違うのだろうと想像する。山田錦とかではないということなのだろう。個人的には雄町で醸したお酒がおいしく感じられることが多いが。しかしそれでも全く問題ない。お酒っていうのは自分がおいしくかんじるかどうかだけが問題なのだ。それ以外はどうでもいい。それで早速味わってみた。大吟醸らしいふわりとした吟醸香は確かにあるのだがふくらみにかける?ちょっとたりないかな?温めた方がいいのかも?味わいも同様で、研ぎ澄まされた透明感は素晴らしい。しかし、奥行、ふくらみ、広がり的なもの、甘さについても少し足りなめだ。せっかくの純米大吟醸なので、すこし残念な感じ?だって私的には純米大吟醸って、一度にたくさん飲むようなお酒ではないと思っているから。せいぜい4合瓶一本くらい?お酒は嗜好品なのでこれを好む人もいると思う、もちろん。しかしいい年をして味覚が衰えてきた私としては、もうすこし純米大吟醸らしいお酒の方がいいかな?と思ってしまった。

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