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The Beck Diet Solution ② [雑文]

The Beck Diet Solution ②


この本について言いたいことはいろいろあるのだが、実際、かなりの確率で効果があると思う。ただし、本に書かれていることを批判することなくそのまま受け入れて、ともかく指導されるとおりにやってみることが前提だ。著者のJ.Beckが書けと言うのであれば書かなくてはいけないし、読めと言うのであれば読む必要がある。著作権の問題があるので詳しくは書けないが、例えばこんな具合だ。

“痩せたい理由をカードにかきなさい”
“そのカードを必ず毎日読みなさい”

そんなこと言われたって、、、やっぱ恥ずかしいよね。少なくとも私はそう思った。

“え?そんなの恥ずかしい。カードに書きなさいって何。そんなのわかってんじゃん。健康にいいし、見栄えも良くなるし、若く見えるし、、。いいことばっかだよ多分。わかってんだから書く必要なんてないよ。しかもそれをなんで何度も読まないとだめなの?意味わかんない。人に見られたらどうすんの恥ずかしい。やだよ、そんなのやんないよ。”

そんな分かり切ったことを目の前に並べて形にして、何度も繰り返し読めなんて子供じゃあるまいし、、、。というのが多くの我々日本人の反応だと思うのだが違うだろうか?

J.Backは、そういった邪念を“sabotaging thought”と呼び、それを打ち負かすようなつよい考えを持ちなさいと繰り返し指導する。例えば上記の場合は、

“自分はどうして痩せたいのか、ほんとは全然わかってないのかも。わかっていたらダイエットとっくに成功している筈じゃん。書いて読んで毎日やる気を新たにして、強めていくことで、少なくともダイエットの成功率が上がる筈だよ。ダイエットうまくいった人は、この方法が効果的だったと言っているし。人に見られることなんて滅多にないし、見られたって何も失うものなんてないじゃん?まあやってみっか試しに。“ 

こんな具合だ。そうやって、指導されたとおりに”実際にやってみる“ことで、認知行動療法に基づくダイエット?が少しずつじわじわと効果を発揮するわけである。嘘のようだが本当だ。

タグ:ダイエット
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2022-01-09

本日の皇居 2022_1_9


Koukyo.jpg













坐骨神経痛のリハビリのため久しぶりに皇居に。寒くて路上にはまだ雪が残っている。それでもやはりランナーたちはマスクもせずに我が物顔で歩道を独占していた。何とかならないものか、まあならないだろうな。皇居を借景にして3-4組のカップルが寒空の下できれいなドレスを着て写真を撮っていた。あれも大変そうだな。かなり寒そうでお化粧ののりも今一と拝見した。私の方はと言えば、今日はリハビリなので、残念だが1周でやめておいた。もうすこし歩きたかったな、うん。

タグ:皇居
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2022/1/8   Taxiで [雑文]

2022/1/8   Taxiで


私は仕事で大変忙しかった。それでやってしまったのだ、小銭を持たずにTaxiに乗り料金を一万円札で払うという愚行を。これは私がわるい。Taxiは銀行ではないからね。運転手さんが嫌味の一つも言いたくなるのはわかるし、それは受け入れて謝らないといけないと思う。ともあれ、数日前にTaxiを利用してたいへん貴重な体験をしたので報告したい。これを読んでくださる方と情報を共有できれば、私の心が多少なりともなぐさめられるかもしれない。つまり嫌な体験だったのだ。


あれはとても寒い日の夕方だった。午後に外勤が入っていた私は、いつもなら30分ほど散歩を楽しみながら職場に赴くのだが、その日は超多忙で、ぎりぎりまで午前中の仕事をこなして時間を稼ぐためTaxiで外勤先に。そこでも契約時間を超えて働きまくって、まあ勤務時間を増やしても給料は増えないのでサービス残業なのだが、ヘロヘロになった状態でいつもの勤務場所に戻ることになった。戻ればまた仕事が待っている。なので、出先で少し考えて帰りもTaxiを使うことにした。往復Taxiなどという贅沢をしていると外勤分の給料が飛んでしまうのだが、もともとボランティアのような仕事なのでまあしかたがない。少なくとも赤字にはならないからね。体調がすぐれないので冷たい空気を避けたいという情けない考えもなかったわけではない。それで路上でタクシーを拾い、職場に戻った。運転はちょっと雑で怖かったが、これといって問題になるようなことはない。ボーっ路上の景色を楽しんで、職場にご帰還だ。やれやれ。


料金は800エンであったのだが(個別性を薄めるため実際の料金ではない)、クルマを降りるあたりからなんだかおかしな雰囲気が漂っていた。職場に面する道から職場の内部まで道が伸びており、玄関前には広めの車寄せもあるのだが、運転手さんがそちらまで行きたがらないのだ。走りずらいわけではなく、クルマが停めにくいわけでもない。どうして? 路上で下ろされると歩道はないし、道路の交通量はかなりのもので危険だし、運悪く雨は降りだしていたし、いいことは何もない。それで、きっちりとクルマ寄せの屋根があるところまで行ってくれるように強くお願いし、屋根の下でクルマを降りようとした。心は残務のことでいっぱいで、すでに焦り始めていたと思う。あれもこれもやらないとね、と。仕事の段取りを頭の中でつけながら、あわただしく、小銭がなく申し訳ない、迷惑をかける、と一応事前に、しかも丁寧にあやまって、おずおずと一万円を差し出した。運転手さんは舌打ちをするわけではなく、平然と千円札をいろいろなところから集め始めた。怒ってはおられないようなので安心した。たまに怒鳴りだす人もいるからねえ。彼は制服のチョッキのポケット、ワイシャツの胸のポケット、クルマに乗せた小銭を入れた箱のようなもの、、、いろいろなところを探し回り、ようやく必要な千円札を集めてくれたようだ。それで畳んだりしわになったりしたりした千円札の束をパサリと支払い用のトレイに放り投げた。“はいはい”、といってお金を受け取ったのだが、どうも様子がおかしい。数えてみると8枚しかない、つまり8000エンだ。もう一度数えると、、、やはり8枚、さらに確認するとやはり8枚。この辺で運ちゃん(失礼だがこう呼ばせていただく)はついに、“あー、お客さん。8千円だよそれ、8千円しかないでしょ”といって千円札を一枚投げてよこした。当然謝罪はない。確信犯なのかもしれない。しかしまあ、きちんとお釣りをもらえれば何の問題もないので、考えるのを止めて小銭をまった。しかし運ちゃんはそのまま私を下ろそうとする。いや、ちょっとまて、小銭はどうした?それで “200エンは?” といったら、今度ははっきり “ちっ” と舌を鳴らして小銭を投げてきた。当然小銭は足元に転がるわけで、車内は暗くどこにあるかわからない。運ちゃんはうんともすんとも言わないので、私が小銭を探すしかない。しかし車内は暗く、足元が何も見えない。それで車内の明かりをつけるように言ったところ、“そんなのないよ”という。この辺で私は彼が一万円で支払いを済ませようとした私におそらく嫌がらせをしているのだろうと考えて、彼をぐっとにらみつけた。200エン彼に差し上げる必要があるだろうか? ないだろう。それで “200エン?” といったら、暫く経ってからようやく彼はトレーの上に200円をもう一度投げてよこした。この辺で私はアタマに血が上り、目の前が真っ暗になった。多分私の顔はゆでだこのように真っ赤になっていたはずだ。さあどうしようか?怒鳴りつけて差し上げようか?タクシー会社に報告してやろうか?、、、。この間10秒もなかったろうと思う。しかし私は結局“ああ、どうもおせわさまね。”と何もなかったような顔をしてしれっとTaxiをおりることにして、実際そうした。運ちゃんにはそんなふうにしたくなる理由はあるだろう。それはわかる。私のような客が何人も続いたら、すぐに千円札がなくなってしまうだろうから。彼が怒るのはある程度仕方がないと思う。しかしお札と小銭とダブルパンチでこうやって失礼を働くのはどうなんだろう。私としても自分の失敗を恥じており、少なくとも事前に謝ってからお支払いをさせていただいているわけだ。支払いの小銭を用意していないという、まあ、私はマナーを守らない無粋な客であることは認めようと思う。彼に嫌味を言われても仕方がない。その辺で小銭を作ってきてくれと言われれば、快く受け入れるし、実際そうしたこともある。そうではあるが、今回のように、こんなことまでやっていいものか。私の心は “否” という。やはりTaxi会社に電話くらいはした方が良かったのかもしれない、彼はどこかでまた同じようなことをするだろうから。

この間、電車で出会った困ったちゃんに何も言わない自分を反省したばかりなのだが、この日もまた、ほろ苦い気分になってしまった。やっぱダメだねオレは。もっと背筋を伸ばしてビシッとやっていかないと。当日はとても寒かったし、雨も降っていたし、仕事は忙しかったし、私は疲れていたのは事実だけれど。なんか働くだけ働いて、疲れて悲しくなるだけという、切ない一日だった。しかしそれでも私はもうしばらく、公共のために尽くすような仕事を続けていこうと思う、うん。

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